湿気と空気の重さって違うの?どちらが重いか調べてみました!
ジメジメとまとわりつく湿気。
特に梅雨の季節は
憂鬱ですよね。
湿気が多いと体が
重くなる気がするのは
私だけではないはず!
ところで、
実際に湿気の重さは
乾いた空気より
重いのでしょうか?
今回は、
湿気を含んだ空気と
乾いた空気の重さは
どちらが重いのかについて、
調べてみました!
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湿気と乾いた空気はどちらが重い?
湿気と言えば水分ですよね。
水分を含んでいるのだから、
湿気を含んだ空気の方が
乾いた空気より重いのでは?
と、思われがちですが、
実は違うんです。
そう。
湿気を含んだ空気の方が
軽いんですよ!
湿気の多い日は、
ジメジメしていて
空気が重たい。
などと
よく言いませんか?
この表現は間違いだという
ことですね。
子供に教える前で
良かった(笑)!
なぜ湿気を含む空気は軽いの?
ではどうして
湿気を含んだ空気が、
乾いた空気よりも
軽いのでしょうか?
ちょっと難しい話なので
だいぶ簡単にお伝えしますが
あしからず!
まず、空気は何でできているか
ご存知ですか?
空気は主に窒素と酸素で
できているんです。
その他の気体も含まれていますが、
わずかな量ですので今回は
割愛します(笑)。
ここでひとつ豆知識。
空気をはじめとする
気体に含まれる分子の数は、
その種類に関わらず
同じなんです。
10個入りの
ケーキの箱の中には、
種類は何であれ
ケーキが10個しか入らない。
と言えば分かりやすいでしょうか?
話は戻りますが、
今回のテーマである
湿気が多い空気とは、
水蒸気を多く含んでいる
ということになりますよね?
ここで重要なポイント。
水の分子は
元々空気に含まれている
窒素や酸素の分子より
軽いんです!
空気に含まれる分子の数は
決まっていますから、
空気中の水の分子が増えれば、
窒素や酸素の割合は
少なくなります。
よって、水蒸気を多く含んだ
湿気の多い空気の方が、
乾いた空気よりも
軽いというわけです。
分かりにくかったでしょうか?
つまり、
ケーキ10個の箱で言うと
こういうことです。
箱の中にケーキは
10個しか入りません。
それなら
重たいチョコレートケーキが
10個入った箱よりも、
軽いチーズスフレが
10個入った箱の方が
軽いですよね?
そう、それと同じです!
ケーキで考えると
分かりやすいのは
私だけでしょうか(笑)。
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除湿は高い位置を狙え
いかがでしたでしょうか?
湿気が多い空気は、
乾いた空気よりも軽いんですね。
意外だった。
という人も多いのでは?
案の定うちの夫も
間違えていました!
ちなみに夫は大学生の頃、
理科の塾講師のバイトを
していました(笑)。
話は戻りますが、
湿気は乾いた空気より
軽いですから、
高いところに上がりやすいと
いうことになります。
なるほど、
だからお風呂の天井は
カビやすいのか!
と言うことは、
エアコンの除湿機能や
除湿器はできるだけ
上の方を向けると効果的だと
いうことですね。
今までエアコンを
除湿モードで使用するとき、
風向きを真下にしていました…。
今後は高い位置を狙って除湿し、
ジメジメした季節も
できるだけ快適に
過ごせると良いですね。