花粉症の薬はどれくらい飲むと飲み過ぎなの？
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、
それから目のかゆみ。
花粉症って本当に辛いですよね…。
毎年花粉の季節になると
国外逃亡したくなるのは
私だけではないはず（笑）。
症状がひどいと
ついつい薬をたくさん
飲みたくなりますが、
薬の飲み過ぎは良くないと
聞きますよね。
ところで
花粉症の薬を飲み過ぎると
どうなってしまうのでしょうか？
また、一体どれくらい飲んだら
飲み過ぎなのかについても
調べてみました！
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花粉症の薬を飲み過ぎるとどうなる？
薬をたくさん飲むと
血中の薬の濃度が高くなります。
と言うことは
効き目も強くなるのですが・・・。
では薬を多く飲んだ方がいいのでは？
と思ってしまいますよね。
私もそう思いました。
でもいけません！
薬には副作用がつきものだからです。
薬を多く飲むと
効き目も強くなりますが、
副作用も強くなってしまいます。
それだけでなく、
薬の成分を分解するために
肝臓に負担がかかり、
下手をすると命に関わることも
あるんですよ。
怖いですね・・・。
薬はたくさん飲んだ方が効くと
思っている人がいたら
危ないですので
注意してあげましょう。
ちなみにうちの家族にも
そう思っている人がいるので
早速注意しました（笑）！
どのくらい飲んだら飲み過ぎなの？
薬にはこのくらい飲むと
良いという分量が、
あらかじめ決められています。
本当は1回1錠のところを
2錠飲むなど、
これを上回って飲むのは、
例え少量であっても飲み過ぎです。
自分の判断で
勝手に薬の量を増やすのは
危険ですのでやめてくださいね。
また、1度薬を飲んだら
一定の時間、間隔を
空けなくてはいけません。
効かないからといって
またすぐに飲むのは
血中の薬の濃度を
高めることになります。
ちなみにうちの家族は
このタイプです（笑）。
危険ですので絶対にやめてくださいね！
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花粉症の薬って？副作用は？
ここで1つ豆知識。
そもそも花粉症の薬って
どんな薬なんでしょうか。
代表的な花粉症の薬と、
その副作用についてまとめてみました。
抗ヒスタミン薬
ヒスタミンとは、
免疫システムからの命令を運ぶ
神経伝達物質です。
このヒスタミンの働きによって
鼻や目などのアレルギー症状が
出るのはご存知でしょうか？
抗ヒスタミン薬は
アレルギー物質によって
活発になってしまった
ヒスタミンの働きを抑え、
アレルギーの症状を
抑えてくれる働きがあるんです。
市販薬にも多く、
とてもポピュラーな薬なんですよ。
副作用は眠気、口の渇き、
便秘などです。
ひどい場合は排尿に
障害が起こったり、
急激に肝臓の機能に
障害が起こる劇症肝炎を
引き起こす可能性があります。
劇症肝炎は
命に関わることもあるんですよ。
花粉症の症状を抑えるために
命を危険にさらしては
元も子もないですよね・・・。
薬局でも売っていて
身近な薬だけに
つい飲み過ぎてしまいそうですが、
副作用の危険があることは
理解しておきましょう！
抗アレルギー剤
抗アレルギー薬は
活発になってしまった
ヒスタミンの働きを抑えるのではなく、
ヒスタミンの発生自体を抑える薬です。
アレルギーの症状が
出てからと言うよりは、
出る前に飲んで症状が出るのを
抑える効果が期待できます。
花粉のシーズンの少し前から
飲み始めるのが効果的なんですよ。
また、抗ヒスタミン薬では
なかなか改善することができない
鼻づまりにも効くと
言われているんです！
鼻づまりって、
周りの人からは分かりませんが
頭がぼーっとしたり
息苦しかったりと、
本当に不快ですよね。
私は鼻水やくしゃみよりも
鼻づまりが嫌いです！
ちなみに正しくは抗ヒスタミン薬も
抗アレルギー薬の一部なのですが、
2つの違いは抗ヒスタミン効果が
あるかどうかです。
ちょっと難しくなってしまいましたが、
要は出てしまった
アレルギー症状を抑えるのか
出る前に抑えるのかの違いと言えば
分かりやすいでしょうか？
ちなみに抗アレルギー薬の副作用は
比較的弱いとされています。
しかし、眠気や胃部不快感、
肝機能障害などの
危険はありますので
十分注意してくださいね。
ステロイド薬
ステロイド薬は、
ホルモンに働きかけ
炎症を抑える薬です。
効果は絶大ですが
正常な免疫機能まで抑えてしまい、
感染症にかかりやすい、
潰瘍ができやすくなる、
高血糖、白内障になりやすいなどの
怖い副作用があるんです。
長く使うと副作用も出やすいので、
よっぽどひどい場合に
短期間使用することが
ほとんどなんですよ。
しかし、目薬や点鼻薬、吸入であれば
さほど強い副作用はないと
言われています。
私もよく使用しますが、
効き目はばっちりです！
ただし、長くは使えません。
効くからといって
使い続けてはいけませんよ。
医師に処方された場合には
必要以上に怖がらずに、
決められた量と期間を守って
使用してくださいね。
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薬を飲み過ぎたらどうすればいいの？
いかがでしたでしょうか。
薬は例え少しでも、
決められた量より多く飲んでは
いけないんですね。
ではもし間違って規定量より
多く飲んでしまった場合は
どうすればいいのでしょうか？
特にお子さんやお年寄りなどは
心配ですよね。
しかし、大抵の場合は1度くらい
間違えて多めに飲んだからといって
大事に至ることはあまりないでしょう。
焦らず、落ち着いて
まずはすぐに医師や薬剤師に
相談することをおすすめします。
用量を守って薬を使用し、
少しでも花粉症の症状を
抑えることができると良いですね。
いつの日か
花粉症が一発で治る薬が
開発されることを祈っています（笑）！