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七夕の由来は? 保育園児のなぜなぜ9連発に答えましょう!


保育園では一年を通して
楽しい行事がたくさんありますね。

なかでも七夕は、お母さんが子どもに
お話をしてあげられる貴重な行事
のひとつです。

でも七夕の話って覚えていますか?

なんとなくは知っていても、
いざ聞かれると
けっこう答えられませんよね?

そこで、子どもによく聞かれる
七夕の「なぜ」を集めました。

・七夕さまって何の日?
・織姫さまって?
・どうして、「たなばた」って呼ぶの?
・お願いごとってどんなの?
・どうやってお願いするの?
・どうして色んな色があるの?
・お願いはちゃんと聞いてもらえるの?
・七夕飾りってなに?
・七夕さまの歌ってあるの?

あなたはいくつ答えられますか?

それでは子どものなぜなぜ攻撃9連発
答え方をお伝えしますね。

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なぜなぜ その1
七夕さまって何の日?

七夕さまは、一年に一度だけ
天の川にいる織姫さま
お願いごとができる日です。

 

なぜなぜ その2
織姫さまって?


七夕さまのお話をしてあげましょう)

このお話は、
お空の高いところにある
お星さまがいっぱい集まってできた
天の川という所のお話です。

この天の川の近くに神さまが住んで
いました。

神さまには織姫という名の娘がいて
布を織るのが上手な可愛い子でした。

織姫さまが織る布はとっても綺麗で
五色にキラキラ輝いていました。

織姫さまは牛の世話をする働き者の
彦星という男の人と結婚しました。

ふたりはとても仲良しでしたが、
遊んでばかりいました。

織姫さまは布を織らないし、
彦星も牛の世話をしませんでした。
なので、みんな困っていました

だから神さまは怒って、ふたりを
離れ離れにしました。

ふたりの間には大きな天の川があるので
ふたりは会えなくなったのです。

大好きな人に会えなくなったふたりは
毎日泣いてばかりいて、
仕事をしませんでした。

神さまは困って、こう言いました。

「これから毎日一生懸命働くのなら
毎年7月7日の夜にはふたりは
会ってもよろしい

だから、
織姫さまも彦星もふたりで会える
7月7日の夜を楽しみに、
毎日一生懸命働きました

そして、みんなが喜びました

 

なぜなぜ その3
どうして、「たなばた」って呼ぶの?


織姫さまは布を織るのが上手でした。

この布を織る機械を昔は
たなばた」って呼んでいました。

だから織姫さまにお願いをする行事
たなばたと呼ぶようになりました。

そして、昔はきれいに織った布神さま
お供えしていたそうです。

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なぜなぜ その4
お願いごとってどんなの?

子どものお願いっていろいろありますよね。

なりたいものしたいこと
聞いてみてください。

子どもの発想は豊かなので、
おもしろい短冊がいっぱい出てきますよ。
(以下は読みやすいようにひらがなを漢字にしました)

・なりたいもの
オオクワガタになりたい
キリンになりたいです

うさぎのゆーちゃんになれますように
妖怪ウォッチになりたい
ミニーさんになる

サッカー選手になりたい
神さまになれますように
マックになりたい

お菓子の国のお姫さまになれますように
5歳になれますように
しあわせになりますように

・したいこと
わたしはきまりをまもろうとおもいます
縄跳びが上手にできますように

七夕まつりの踊りが上手になりますように
新しいお父さんを下さい
ショートケーキをおなかいっぱい食べたい

 

なぜなぜ その5
どうやってお願いするの?

短冊に書いてお願いしましょう。

 

なぜなぜ その6
(短冊には)どうして色んな色があるの?


短冊の色は「赤・青・黄・白・黒」の5種類です。

感謝の色 (ありがとう と言えるように)
礼の色 (こんにちは と言えるように)
友情の色 (友達と仲良くできるように)
約束を守る色 (お約束を守れるように)
勉強の色 (字が上手になれるように)

色にはこのような意味はありますが、
子どもの好きな色の短冊
子どもの書きたいお願いを書くのが一番です。

 

なぜなぜ その7
お願いはちゃんと聞いてもらえるの?

お願いは、短冊に書いて笹の葉に飾ります。

笹の葉は空に向かって
元気よく伸びているので、
短冊に書いた願いを空の織姫さまに
ちゃんと届けてくれるのです。

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なぜなぜ その8
七夕飾りってなに?

七夕では色々なものを折り紙で作って
笹に飾ります。

昔は次のようなものを、願いを込めて作りました。

千羽鶴
みんなが長生きしますように

短冊
願い事が叶い、字が上手に書けますように

吹き流し
織姫さまのように上手に布が織れますように

着物
上手に服が縫えますように

財布
お金が貯まりますように

屑籠
ちゃんと整理して物を粗末にしないように

 

でも今は、特にこだわらず好きなものを作ります。

七夕さまのお話にある
「織姫さま」「彦星」とか、
「キラキラ星」「わっかかざり」「あみかざり」

夏は暑いので子どもの好きな「スイカ」
なども多いですね。

子どもの好きなものを、折り紙や切り紙で
一緒に作ってみましょう

 

なぜなぜ その9
七夕さまの歌ってあるの?

七夕の歌
(作詞/権藤はなよ 補作詞/林柳波 作曲/下総皖一)

ささの葉 サラサラ
のきばに ゆれる
お星さま キラキラ
金 銀 砂子

五色の たんざく
わたしが 書いた
お星さま キラキラ
空から 見てる

「のきば」=軒端。
軒の端、とか軒の下の意味。

「砂子」=いさご。
キラキラ光る金や銀の細かい粉で、
天の川の星に例えたのでしょう。

 

最後に…

子どもはいろいろな経験をとおして
成長していきます。

お母さんやお父さんがしてくれるお話は
いつまでも心に残るものです。

なぜなぜに答えながら
七夕さまのお話をしてあげれば、
子どもも七夕を一層楽しめるでしょう。

 - 子ども, 記念日