花粉症には種類がある?その症状は?
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。
花粉症って本当に辛いですよね。
私の友人は、
「東京は花粉がひどいから故郷に帰る」
と言われてお付き合いしていた
彼にフラれたそうですよ(笑)
それくらい、
花粉症の人にとって
花粉のシーズンは
地獄だと言えます。
ところで、
花粉症を引き起こす原因として
よく知られているのは
スギ花粉ですよね。
花粉症の原因となる花粉には
その他にも種類が
あるのでしょうか?
今回は、花粉症の種類と
その症状について
まとめてみました!
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花粉症の種類
実は花粉症の原因となる花粉には、
実に多くの種類があるんです!
種類が多いですので
花粉症を引き起こす花粉は
ほぼ一年中飛んでいると言っても
過言ではありません。
中でも代表的な
花粉の種類は
以下のとおりです。
スギ
2月から4月がシーズン。
風に乗って遠くまで
飛んで来るため、
スギがほとんどない
北海道、沖縄以外は、
日本全土で見られる
最もポピュラーな花粉です。
日本人の花粉症の多くは
このスギ花粉が原因とも
言われています。
主な症状はくしゃみ、鼻水、
喉の痛みや咳、目のかゆみ、
肌のかゆみなどです。
最近ではこのスギ花粉による
花粉症を発症する年齢が
年々低くなっているんだとか。
辛い花粉症。
子供のうちに発症したら
かわいそうですよね…。
ヒノキ
3月から5月がピーク。
スギと同様に
遠くまで飛んで来るため、
全国で見られます。
症状もスギ花粉による花粉症と
ほとんど同じです。
しかし、
なんとスギ花粉の
アレルギーを持つ人の約7割が、
ヒノキにもアレルギーがあると
言われているんです。
しかも両方のアレルギーを持つ人は
症状がひどくなりやすい
傾向があるんだとか。
また、スギ花粉のピークが
終わったと思ったら
ヒノキ花粉のピークが
始まるため、
症状が長引いてしまうことになります。
こうなってくると
花粉のない地域へ
逃げ出したくなる人の気持ちも
分からないこともないですね(笑)。
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ブタクサ
8月から10月がピーク。
秋の花粉症の原因として
最も多いのがこのブタクサです。
背が低いため、
スギやヒノキほど遠くには
飛んできません。
しかし、花粉症の原因として
スギ、ヒノキに次いで
3番目に多い植物なんですよ。
あまり見たことがない
気がしますが、
コンクリートに囲まれた都会にも
よく生えているんです。
その生命力の強さも
恐ろしいですね…!
思わず鳥肌が立って
しまいました(笑)。
症状はスギやヒノキと同じく
くしゃみ、鼻水、
目のかゆみなどです。
また、ブタクサの花粉は
とても小さいため、
気管に入りこんで
喘息の原因になりやすいのが
難点です。
また、メロンやスイカなどの
ウリ科の食物アレルギーを
併発しやすいのも特徴なんですよ。
ひどい場合は
アナフィラキシーショックという
アレルギー反応を起こし、
命に関わることもあります。
メロンやスイカを食べて
口の周りが赤くなったり
かゆくなったりしたら
注意してくださいね!
ちなみに私はメロンやスイカが
大好きなので、
ブタクサの花粉症にならないことを
心から祈っています・・・。
ヨモギ
ヨモギのピークも8月から10月。
ブタクサと同じく、
そこらじゅうに生えています。
症状は他の花粉と同じく
くしゃみ、鼻水、目のかゆみです。
また、ブタクサ同様
ウリ科の食物や、
モモやリンゴなどの
食物アレルギーを併発する
恐れがあります。
和菓子や漢方などに
使われることも多いので、
疑わしい場合には
特に注意が必要です。
体に良いというイメージだけに、
アレルギーがあった場合は
怖いですよね。
花粉を避けて重症化を防ごう!
いかがでしたでしょうか。
花粉症の原因はスギ花粉だけでは
なかったんですね。
重症化を防ぐためにも
花粉症のような症状が出たら、
まずアレルギー検査をすることが
おすすめです。
原因となる花粉が
多く飛んでいる日には
外出を控える。
眼鏡やマスクをする、
帰宅後は服や髪についた
花粉をよく払うなどの
対策が有効ですよ。
そういう私も
スギの花粉症ですが、
症状がひどい時は
仕事どころか家事や人と会うのも
ままらないこともあります。
鼻がつまっているせいか
頭がぼーっとしますし、
重症になってしまうと
日常生活を送るのにも
支障が出てしまいますよね。
アレルギーの原因となる花粉を避け、
少しでも症状が悪化するのを
防げると良いですね。