新選組の日を調査!日付や由来は?そもそも新選組って?
小説やドラマなど、
いろいろなジャンルで
人気の高い歴史。
中でも幕末や新選組は、
男女を問わず
愛好家がとても多いですよね。
そして人気者だからこそ、
記念日だって
制定されているんですよ。
毎年の2月27日は
新選組の日です。
この新選組の日には、
どんな由来があるんでしょうか?
そもそも新選組って
どんな組織なの?
もろもろ含めて、
解説したいと思います!
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新選組って?
新選組は、
幕末の京都で活躍した
剣客集団です。
幕末当時の京都というのは、
幕府派と反幕府派が
バチバチと火花を散らしていて
治安が良くありませんでした。
新選組は幕府派のグループであり、
反幕府派を取り締まって
治安の維持にあたったんです。
つまり警備員や
警察のようなもの。
そこ何をしているー!
捕まえろー!
といった感じですね。
お巡りさんが警棒じゃなくて
刀を持ってると思ってください。
怖くて何もできませんね!
新選組の日の由来
さてそれでは本題です、
記念日について。
新選組の日は2月27日。
この日は新選組の前身であります、
浪士組が結成された日なんです!
新選組に前身があるって、
ちょっとだけびっくりしませんか?
実は新選組は最初から
新選組として結成されたわけじゃ
なかったんです。
浪士組というのは、
将軍様の一時的な警備隊として
募集されたグループでした。
参加者は全員で集まって
江戸から京都へと向かったのですが、
この集合・出発の日付が
文久3年(1863年)の2月27日。
つまり、
後に新選組になる浪士組が
始めの一歩を踏み出した日が
2月27日なんです。
このことから新選組の日は、
2月27日に決定されました。
最初の一歩の日、
記念日にはぴったりですよね。
ちなみに浪士組の募集で
集まった人数は
なんと計200人以上。
一応全員京都に行くのですが、
現地でトラブルがあり
ほとんどが江戸にとんぼ返りします。
しかしこのとき、
20数人だけが江戸へ戻らず
京都に残りました。
そのメンバーの中には、
近藤勇や土方歳三、
沖田総司etc…
有名な顔がずらりと並びます。
彼らを中心にして、
京都で結成されたのが
壬生浪士組というグループ。
壬生浪士組は
地道に見回りや警備活動を行い、
その功績が認められると
新しい隊名を授けられました。
それが新選組です。
いくつものステップを経て、
浪士組は新選組へと
名前を変えていったんですね。
そして現代では
浪士組が結成されたその日が、
新選組の日として
記念されるようになったのです。
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新選組の日に歴史探索へ
浪士組が新選組になるのには、
いくつもの段階があったんですね。
その軌跡をたどって、
最初の最初が記念日になっているのは
なんだか素敵です。
新選組はとても有名ですが、
調べてみればみるほど
知らないことがたくさんあります。
新選組の日をきっかけに、
彼らのまだ見ぬ歴史に浸ってみるのも
いいかもしれませんね。
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