ブラジャーの日って?由来やブラジャーの歴史も紹介します!
2月12日はブラジャーの日です。
色んな記念日がありますが、
ブラジャーの日は
初めて聞いた人も
多いのではないでしょうか?
男性は大声で口に出せない
記念日ですよね(笑)
今回は、
ブラジャーの日の由来と、
ブラジャーの日の歴史についても
ご紹介します!
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ブラジャーの日の由来
1914年の2月12日、
アメリカ人デザイナーの
メアリー・フェルブス・ジェイコブが、
特許を申請しました。
この時申請したのが、
現代のブラジャーの原型となる
バックレス・ブラジャーという
下着のもの。
ブラジャーの日は、
この特許を申請した日にちなんで
定められた記念日なんです!
ちなみに、
バックレス・ブラジャーのデザインは、
2枚のハンカチにリボンを縫い合せた
簡単なものでした。
しかし、肩ひもが付いた
デザインのブラジャーは
これが初めてで、
当時は画期的だったそうですよ!
このバックレス・ブラジャーが
やがて現在のブラジャーへと
進化していくわけなのです。
ブラジャーの歴史
実はブラジャーのような
胸にあてる下着は、
バックレス・ブラジャーが
特許申請されるよりも
ずっと前から存在していました。
その歴史は古く、
古代ギリシャまでさかのぼります。
しかしこの頃のブラジャーは、
バストを隠す用途の
ものではありません。
バストが動かないよう
アンダーに巻きつける
ひものようなものでした。
バストが動くと
邪魔になるという考え方ですね。
これがやがて現在のような
胸を隠すものへと
発展していくのです。
20世紀初頭、
胸あてはコルセットと
一体になっていました。
女性はコルセットで
腰を締めて胸を上げ、
美しく見せるのが
当たり前だったのです。
しかし、コルセットは
きつくて動きづらいですよね。
しかも当時は
ウエストを細く見せるために
思いっきり腰を締め付けたとか。
私は初めてコルセットを着けて
飲み食いした後に
吐いた記憶があるのですが…。
当時の女性は大変だったんですね!
やがて時代は
コルセットの締め付けから
女性を解放しよう!
という流れになります。
そこでコルセットに代わって
胸あてを進化させた
現代のブラジャーに近い下着が
開発されたというわけです。
形は違えど、
ずっと昔から胸にあてる
ブラジャーのような下着は
存在していたんですね!
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日本でのブラジャーの歴史
では、日本でのブラジャーの歴史は
どうなのでしょうか?
その歴史は意外と浅いんです!
まず昭和初期に、
乳バンドと呼ばれる
下着が誕生しました。
しかしこれは着物を着るために
胸を押さえるもので、
現在のように
胸を美しく見せる用途の
下着ではありませんでした。
やがてファッションが
欧米化するとともに、
1949年、和江商事(後のワコール)が
現在のブラジャーのさきがけである
ブラパットを発売しました。
ブラパットは
胸を美しく見せるためのもので、
その点は現在のブラジャーと
同じ目的の下着です。
しかし、ブラパットは
理想の胸の形を
あらかじめ作ったもので、
1人1人のサイズや形に
合わせるという考え方では
なかったそうなんです。
つまり、全て同じ形と
いうことでしょうか。
なんだか着け心地が
悪そうですね…。
ちなみに1950年には
S.M.Lとサイズが細分化され、
1956年には胸囲と
カップサイズを組み合わせた
新しいサイズ展開が生まれました。
やがて1964年、
東京オリンピックの頃は
女性も活動的で動きやすさを
重視するようになり、
伸びる生地のストレッチブラが
開発されたそうです。
1980年には
メーカーによって異なった
サイズ表記が、
現在の「A70」のように
統一されました。
そして1990年代、
胸をより美しく見せてくれる
寄せて上げるブラが
登場したというわけです。
進化するブラジャーのコンセプト
いかがでしたでしょうか。
ブラジャーの日は、
ブラの原型となる下着の
特許を申請した日だったんですね。
もしバックレス・ブラジャーが
特許を取っていなかったら、
今でもブラジャーは
胸に巻くだけのデザイン
だったかもしれませんね。
現在のように
寄せて上げたりと多機能なブラが
開発されて本当に良かったです。
女性の美へのこだわりが、
ただの胸当てから
現在のような下着へと、
ブラジャーのコンセプトを
進化させて行ったんですね。
ですが、女性のみなさん。
パットの入れすぎには
注意してください。
後に男性に詐欺だと
非難されるかもしれませんよ(笑)!