爪切りの日ってどんな日なの?七草がゆを食べるって本当?
皆さんは
どんなタイミングで
爪を切りますか?
オーソドックスなのはきっと
爪が伸びてるなぁ、と
気が付いたときだと思います。
ただ、夜に爪を切るのはよくない…
なんて話もあるので、
時間帯を気にする方も
いるんじゃないでしょうか。
さてそれでは、
爪切りにぴったりな日があるのは
ご存知ですか?
毎年の1月7日は、
爪切りの日なんですよ。
今回は爪切りの日について
解説していきます!
Sponsored Link
爪切りの日とは
爪切りの日は、
もうそのものずばり
爪を切る日です。
しかしいつも通り
普通に爪を切るのではなく、
ちょっと一手間くわえるんです。
爪切りの日である1月7日は、
人日の節句(じんじつのせっく)といって
七草がゆを食べる日でもあります。
ポイントになるのは
この七草がゆです。
おかゆに使う春の七草を浸した、
または茹でた後の水に
手を付けて爪を柔らかくするんです。
お風呂上りには
爪がふやけて
ぷよぷよしていますよね。
あんな感じです。
そして柔らかくした爪を
切っていきます。
この方法で
爪切りの日に爪を切ると、
悪い運勢を
払うことができるんです!
すると風邪や病気にかからず
一年間健康に過ごせるんですよ。
爪切りの日は他にも
・七草爪(ななくさづめ)
・七日爪(なのかづめ)
といった呼び方があり、
年が明けてから
始めて爪を切る日とされています。
爪切りの日と縁が深い…七草がゆって?
爪切りの日に欠かせない
春の七草。
この七草を使って作るのが
七草がゆです。
七草がゆには、
お正月に味の濃いおせちを食べたり
お酒を飲んだりして、
弱った胃を休ませる意味があります。
また1月7日に七草がゆを食べると、
その年は病気にかからないとも
言われているんですよ。
春の七草というのは
・セリ
・ナズナ
・ゴギョウ
・ハコベラ
・ホトケノザ
・スズナ
・スズシロ
これらの野菜のことです。
あまり馴染みのないものもあって、
なんだか新鮮ですね!
全ては揃わなくても、
1月には七草を意識してみると
いいかもしれませんよ。
Sponsored Link
爪切りの日とは正反対?
爪切りの日と違い、
縁起が悪いといわれるのは
夜に爪を切ることですよね。
なぜ夜に爪を切っては
いけないのでしょうか?
この迷信の元になったのは、
中国から伝わってきた
一つの話だといわれています。
中国の伝承には、
鬼車鳥(きしゃちょう)という
怪鳥が登場します。
見た目は大きなミミズクのようで、
なんと頭が9つもあるんです。
夜になると不気味な姿で
辺を飛び回ります。
しかも災いを運んでくるんだそう。
迷惑すぎる…
そしてこの鬼車鳥が、
人の爪を好むと
いわれているんですね。
好むってなんでしょうね。
食べる?愛でる?
どっちも勘弁ですけども…
鬼車鳥の愛の形は
ひとまず置いておいて…
・夜に災いを運んでくる
・爪を好む
こういったポイントが、
夜に爪を切る=よくない
というイメージに
繋がったのではないでしょうか。
またもっと単純に、
夜に爪を切るのは危なかったから
という説もあります。
昔は電気がないので、
日が暮れると
家の中も暗かったんです。
その中で刃物を使って爪を切るのは、
とても危険だったんですね。
だから夜に爪を切っちゃダメと
と言われるようなったとか。
ちょっと怖い話から
単純な話まで、
色んな説があるんですね!
爪切りの日には爪切りと七草がゆ
爪切りの日は、
七草がゆを食べる日でも
あったんですね。
一見なんの繋がりもない
組み合わせなので、
ちょっとだけ驚きです。
1月7日に爪を切るのにも
七草がゆを食べるのにも、
健康な一年への
願いが込められています。
これからは
七草がゆを作る前に
もう一手間…
爪切りをプラスしてみては
いかがでしょうか?
きっとダブルの健康祈願で、
元気な一年を過ごせるはずです!