クリスマスに飾られる植物の名前を調査!飾りの意味も解説!
冬の最大のイベントといえば、
やっぱりクリスマスですよね。
クリスマスツリーにリースなど、
可愛らしい飾りが町中を彩ります。
さて、それでは皆さん。
クリスマスの飾りには、
植物を使ったものが多いですが…
その植物がなんなのか、
それはご存知ですか?
形はイメージできても、
名前までは分からないという人も
多いと思います。
そこで今回は、
クリスマスに飾られる植物の名前や意味を
調べてみました。
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クリスマスツリーにリース…何の植物?
クリスマス定番の飾りといえば、
クリスマスツリーやリースですよね。
これらには何の植物が
使われているのでしょうか。
モミの木
クリスマスツリーに使われているのは、
主にモミの木です。
モミの木は常緑樹の仲間。
冬になっても葉っぱが落ちずに
緑色をキープするので、
クリスマスツリーにピッタリなんですよ。
モミの木は大きなものだと
40mくらいまで育ちます。
もし40mの
クリスマスツリーがあったら
見てみたいですね!
でも飾りつけが
とてつもなく大変そうです…
てっぺんの星とか…
ヒイラギ
クリスマスのリースには、
ヒイラギの枝や葉っぱが使用されます。
これはトゲトゲと針のようになっている
ヒイラギの葉っぱが、
いばらを連想させるからなんです。
それでは、
何故いばらなのでしょう?
クリスマスは元々
キリスト教のお祭りです。
十字架にかけられた
キリスト様の姿は有名ですが、
このときにキリスト様は
トゲのついた冠もかぶせられていました。
この冠が、
いばらでできていたんです。
クリスマスのリースは
この冠をモチーフにしているので、
いばらによく似た
ヒイラギが使用されるんですね。
また、葉っぱが尖ったヒイラギのリースを
玄関先などに飾ることで、
魔よけになるとも考えられているんですよ。
クリスマスによく見るけど…あの植物は何?
クリスマスに絶対目にしているけど、
名前は分からない…
そんな植物に焦点を当ててみます。
セイヨウヒイラギ
ツリーやリースの飾りつけには、
小さな赤い実が
よく使われていますよね。
あの小さな実は、
セイヨウヒイラギの実。
リースと同じように、
いばらの冠をモチーフにして
セイヨウヒイラギが飾られます。
赤い実はキリスト様の流した
血を表現しているのだそう。
ちょっと怖いですね。
いばらの冠は
キリスト様の受難の象徴とされていて、
見た目の近いヒイラギや
セイヨウヒイラギも同様です。
受難の象徴を飾ることで、
キリスト様の受難を忘れないようにする
という意味があります。
ポインセチア
クリスマスになると
鮮やかな赤色の可愛らしい花を
よく見ますよね。
あの花は、
ポインセチアといいます。
クリスマスらしい
真っ赤な色のポインセチアですが、
実はあの赤い部分は
花ではなく葉っぱなんです。
本当の花は
赤い葉っぱの真ん中に小さく咲きます。
きれいな黄色なんですよ。
花の周りの葉っぱは赤色ですが
それ以外の葉っぱは緑色という
ちょっと不思議な植物です。
そんなポインセチアが
クリスマスに好まれるのは
・葉っぱの赤色と緑色
・樹液の白色
この3色が、
クリスマスカラーと
一致しているため。
確かに赤と緑と白は
クリスマスによく使われますよね!
また、花の形が
ツリーに飾る星に似ていることや、
“聖夜”という花言葉があることも
好まれる理由の一つのようです。
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クリスマスをちょっと違った目線で
クリスマスに使われる植物は、
モミやヒイラギなど
意外と身近なものだったんですね。
植物の名前を知っていたら
「これ、なんていうか分かる?」なんて
会話の種にできるかもしれません。
知識を深めたら、
いつもとちょっと違った目線で
クリスマスを楽しんでみては
いかがでしょうか?