大晦日までに終わらせよう!大掃除の意味と由来
年末は仕事もプライベートも、
何かと忙しいですよね。
クリスマスが終わったと思ったら
あっという間にお正月の準備。
お正月の準備と言えば
何と言っても大掃除!
毎年恒例の行事ですが、
そもそも掃除嫌いなので、
この季節が近づくと憂鬱になります…
ところで、なぜこんなに忙しいのに
年末に大掃除をするのでしょうか?
他の時期ではダメなんでしょうか?
今回は
大掃除の由来や、
大晦日までに大掃除をする意味について
ご紹介します!
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大掃除の由来
大掃除とは、ご存知のとおり
年末にいつもより念入りに
掃除することです。
丁寧に掃除をすると
新年を気持ち良く迎えられますよね。
ところで、この大掃除、
ただ単に家をキレイにするだけでなく、
新年を迎えるにあたって
重要な意味を持つことを
ご存知でしたでしょうか?
そもそも大掃除は
神社仏閣で行われている
すす払いが由来になっています。
すす払いとは
一年のすすやほこりを払うとともに
厄や穢(けが)れを祓う行事で、
歳神様を迎え、
翌年の豊作を祈る意味もあるようです。
大掃除は
ただの掃除ではなく、
重要な儀式だったんですね!
掃除嫌いだから
大掃除が憂鬱だなんて言ったら
怒られてしまいそうですね…(笑)
大掃除の時期
ちなみにすす払いは
12月13日に行われます。
この日を「事始めの日」と言い、
正月の準備を始める日とされています。
また、正月に歳神様を迎えるために、
身を清める、物忌み(ものいみ)が
始まる日でもあります。
よって、地域によっても異なりますが、
12月13日から大掃除を始めて
大晦日までに終わらせるのが、
本来の大掃除の時期なのです。
大晦日に大掃除をしてはいけない!?
大掃除をしてはいけない日が
あるって、ご存知でしたか?
まずは12月29日。
9が苦を連想させるので
正月に関わることは
避けたほうが良いんだそうです。
この日に正月の餅をつくと苦餅、
松をかざると苦しみを待つ
苦松と言うんですって。
それでは19日はどうなのかという
疑問が浮かびますが、
19日は特にしてはいけないことは
ないようです。
個人的には
29日は苦が二重になると
いうことなのかな、
と思いますが…。
どうなのでしょうか?
そして次が12月31日。
そう、大晦日です。
大掃除は大晦日にするものと
思っている人もいるかと思いますが、
実は大晦日に大掃除は良くないと
されているんです。
大晦日は身も心も家もキレイにして
静かに神様を迎える日なので、
バタバタと大掃除をしていては
いけないのだそうです。
また、正月のお飾りを31日に飾るのは
いけないというのは有名ですよね。
歳神様を迎えるにあたって、
目印となるお飾りを
31日に飾ったのでは間に合わないとか、
失礼にあたるという
見解からだそうです。
お正月の準備は
大晦日までに終らせて、
大晦日は静かに過ごしなさい
ということですね。
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大掃除は計画的に!
大掃除をしないからといって
何か災いが起きるというわけでは
ありません。
ただ、大掃除には
厄を祓うという
宗教的な意味もありますし、
大掃除をすることで
新しい年を迎えるんだという
前向きな気持ちになりますよね。
新しい年を
気持ち良くスタートさせるためにも、
大掃除は計画的に行いましょう!
大晦日はキレイな家で、
静かに新年を迎えられると良いですね。