靴下にプレゼントを入れる意味は?クリスマスの靴下の由来
クリスマスには
美味しいチキンと
デコレーションケーキ。
子供たちは
サンタさんからの
プレゼントを楽しみに、
ワクワクしながら
靴下をぶら下げる…。
クリスマスの
定番とも言える光景ですね。
ところで
なぜサンタクロースは
靴下にプレゼントを
入れるのでしょうか?
クリスマスの靴下の由来について
ご紹介します!
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サンタクロースって誰なの?
そもそも
サンタクロースとは
何者なのでしょうか?
ご存知の通り、
サンタクロースとは
クリスマスイブになると
トナカイに乗ってやって来て、
子供たちに
プレゼントを配ってくれる
伝説上の老人のことです。
このサンタクロースの
モデルになったのは、
4世紀ごろに
現在のトルコのミュラで
司教を務めていた、
聖ニコラスであると
言われています。
聖ニコラスは、
困っている人を助けたり、
貧しい人に自分の財産を
分け与えるような、
優しい司教だったそうです。
クリスマスの靴下の由来
ある貧しい一家に
3人の娘がいました。
しかし、
一家は生活が苦しいことから、
娘たちを売り飛ばすことに
なってしまいました。
これを聞いた聖ニコラスは、
娘たちを助けるために
この家の煙突から
金貨を投げ入れます。
この金貨が、
暖炉の側に干してあった
靴下に偶然入り、
翌朝靴下を履こうとした娘が
金貨を見つけ、
この金貨のおかげで
娘は売り飛ばされずに
済んだのです。
この話が元になり、
サンタクロースに
プレゼントをもらうために
靴下をぶら下げるという
現在の風習が生まれました。
ちなみに、
サンタクロースが
煙突から入ってくると
言われているのも
この話に由来しています。
暖炉を使う地方
ならではのお話ですね。
クリスマスと聖ニコラス
聖ニコラスは
他にも様々な
奇跡を起こしたという
伝説が残っていて、
彼が亡くなった12月6日は、
聖ニコラスの日と
定められました。
そしてオランダなどでは、
この12月6日に
子供たちに
プレゼントを贈る
風習が生まれたのです。
やがて
18世紀のオランダ移民により、
聖ニコラスの日の風習が
アメリカに伝わりました。
新約聖書に
「キリストが産まれた日、
東方の三賢者が
贈り物を持って現れた。」
という伝説があるのを
ご存知でしょうか。
この伝説と、
聖ニコラスの日の
風習が融合し、
「クリスマスは
サンタクロースから
プレゼントをもらう日」
という現在の文化が
アメリカに広まったと
言われています。
元々サンタクロースと
クリスマスは特に
関係なかった
というわけですね。
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まとめ
クリスマスの靴下は、
聖ニコラスの伝説が
由来になっていたのですね。
ちなみに世界では
リビングにある大きな
クリスマスツリーの下や、
暖炉の近くに靴下を置くのが
一般的なようです。
日本では暖炉がある家は
珍しいですし、
大きなクリスマスツリーも、
大きなクリスマスツリーが
置けるリビングも、
あまり一般的ではありません。
そんな事情から、
日本では枕もとに
靴下をぶら下げるように
なったというわけです。
今年のクリスマスは
靴下をぶら下げてみては
いかがでしょうか。
サンタクロースが
プレゼントを届けてくれるかも
しれません!