生牡蠣だけじゃない！カキフライでもあたる！？その症状は？
生の牡蠣にレモンをしぼって…
想像するだけで
美味しそうですね。
ですが、
牡蠣は好きだけど
あたるのが怖いから
生牡蠣はちょっと…
という方も多いのでは
ないでしょうか？
そこで今回は、
カキフライなどの
加熱してある牡蠣でも
あたることが
あるのかどうか。
また、あたった場合の
症状はどうなのかについて、
まとめてみました。
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どうして牡蠣にあたるの？
実は牡蠣には
ノロウイルスなど、
食中毒の原因になる
ウイルスが含まれている
ことがあるのです。
ノロウイルスの他にも、
腸炎ビブリオという細菌や、
二枚貝が持つ貝毒が、
食中毒を引き起こす
原因となります。
なぜノロウイルスを持っているの？
牡蠣にあたる一番の原因は
ノロウイルスですが、
そもそもなぜ牡蠣は
ノロウイルスを
持っているのでしょうか？
その理由は
牡蠣の生態にあります。
牡蠣は海水を体内に
取り込むことで、
餌であるプランクトンを
食べています。
その時に、
海水に含まれる
ノロウイルスも一緒に、
体内に溜めてしまうと
いうわけです。
海水にノロウイルスが
含まれるのは
生活排水が原因だと
言われており、
牡蠣自体がノロウイルスを
作り出している
わけではありません。
また、牡蠣だけが
ノロウイルスを
持っているのではなく、
アサリやホタテなど、
二枚貝には同様の
ウイルスが含まれる
可能性があります。
カキフライでもあたるの？
ノロウイルスは
とても感染力の高い
ウイルスですが、
しっかり火を通すことで
死滅します。
と、言うことは
カキフライは
加熱してあるから
あたらないよね？
と、思ってしまいがちですが、
これが大きな間違いなのです。
一般的に、
ノロウイルスを
死滅させるには、
牡蠣の中心部まで、
85℃以上で1分間以上
加熱しなければならないと
されています。
揚げてあっても
牡蠣の中心部まで
しっかり火が通っていなければ、
カキフライにあたる可能性はある！
ということですね。
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カキフライにあたった時の症状は！？
カキフライに
あたった時の症状も、
生牡蠣にあたった時と
変わりはありません。
症状の程度に差はあれど、
牡蠣にあたると
腹痛、下痢、嘔吐、高熱などの
症状が出ます。
ノロウイルスの
潜伏期間は、
一般的に1日〜2日程度と
言われていますので、
牡蠣を食べてから
1〜2日以内に上記のような
症状が出たら、
まず牡蠣による
食中毒を疑いましょう。
まとめ
カキフライなら安心かと
思いきや、
ノロウイルスの感染力は
想像以上ですね！
全ての牡蠣が
ノロウイルスを持っている
わけではありませんし、
ノロウイルスを持っていても、
食べた人に耐性があれば
食中毒は起こしません。
どうしても
食中毒が心配な場合は、
しっかり加熱してから
食べるようにしましょう。
カキフライを揚げる時には、
調理用の温度計を使って
時間と温度を測ると
良いですね。
また、
体調が優れない時は
牡蠣にあたりやすく
なってしまいますので、
たとえ加熱した牡蠣でも、
食べるのは控えた方が安心です。
せっかく牡蠣を食べるなら、
体調の良い時に、
できるだけ新鮮なものを、
安全にいただくように
しましょう！