最近耳にする「ほぼほぼ」の意味を徹底解説!
近頃テレビを見ていると、
有名なコメンテーターや政治家が、
「ほぼほぼ」という言葉を使っているのを
たまに耳にしますよね。
私は初めて聞いたとき、
「ほぼ」を重ねた言葉だとは思わず
「ほぼほぼ」という1つの
単語だと思っていました。
テレビという公共の場で
聞きなれない言葉を使うなんて!
と思ったこともあります。
これから耳にすることが
多くなるかもしれない
新しい言葉「ほぼほぼ」。
そんな「ほぼほぼ」の意味を
徹底的に探っていきます!
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ほぼほぼの浸透率は?
ほぼほぼの意味を書く前に、
「ほぼほぼ」って世の中に
どれくらい浸透していると思いますか?
テレビでよく耳にするので
もっと浸透しているかと思ったのですが、
意外に7%くらいです。
今はまだ少数派ですが、
これから増えていきそうですよね。
ほぼほぼは畳語の1つ
冒頭でも書きましたが、
「ほぼほぼ」は1つの単語などではなく、
「ほぼ」を重ねた言葉です。
同じ言葉を反復するものを、
畳語(じょうご)と言います。
畳語には、
「青々」「嫌々」など
意味のある言葉を重ねるもの、
「ピカピカ」「そもそも」など
意味のわからない言葉を重ねるものに
分かれます。
「ほぼほぼ」とは、
青々、嫌々などと同じ
意味のある言葉を重ねる
「畳語」の1つなのですよ。
ほぼほぼの意味は?
上に書いた通り、
ほぼほぼは、「青々」や「嫌々」などと
同じ仲間です。
では、わかりやすい「青々」を
例にしてみましょうか。
みなさんは、
「青々」と「青」の違いは
わかりますか?
何となくでいいですよ。
おそらく、
「青」よりも「青々」の方が
より青さが際立っているという感じで
使っていると思います。
つまり、反復することによって
青という言葉を強調しているんですね。
例の場合だと
青々は、「かなり青い」という意味で
使われるのです。
ほぼほぼも同じなんです。
ほぼというのは、
「だいたい」とか、「おおよそ」「ほとんど」
という意味ですよね。
人によって捉え方が違うのですが、
仮に「ほぼ」が
8割ほどできた状態だとすれば、
「ほぼほぼ」は、
9割ほどできた状態、
完成にほど近い状態と
言えるのかもしれませんね。
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まとめ
まだ新しい言葉「ほぼほぼ」。
テレビに出る人がたびたび使っているので、
使う人はこれから増えていくでしょう。
いっぽうで、
人にとって捉え方が違う言葉でもあり、
思いもよらぬ誤解を招くことが
あるかもしれません。
人に誤解を与えない範囲で、
新しい言葉「ほぼほぼ」を
上手に使っていきたいですね。