空の日の由来は天皇さま?日付やイベントも合わせて紹介!
2016年に新しい祝日として
山の日が制定され
大きな話題になりましたね。
山の日、海の日があるんだから
次は空の日だね!
なんて話もよく耳にしました。
しかしこの”空の日”、
実はもう存在しているんです!
知らなかったという方も
多いのではないでしょうか。
それでは、
空の日には
どんな由来があるのか。
日付や関連イベントも
合わせて見ていきたいと思います!
Sponsored Link
空の日の由来は2つのお祝い事
空の日の元になったのは、
1940(昭和15)年に制定された
“航空日”です。
1940年は、国内で初めての
動力飛行が成功してから
ぴったり30年目に当たりました。
それに加え、
日本で最初の天皇さまが即位して
2600年目という節目でもあったため、
国をあげての
祝典行事が計画されていたのです。
そうした中で制定されたのが
後の空の日である、航空日でした。
第1回の航空日が行われたのは
1940年の9月28日。
グライダー大会や講演会、
演劇や標語募集、展覧会など
大規模なイベントが
たくさん開催されました。
そして翌年以降の航空日は
9月20日に実施されるようになり
この日付で定着したのです。
9月の20日や28日という
日付が選ばれたのには
特に大きな意味はなかったようです。
陸軍記念日や海軍記念日のある
春から季節をずらして、
後はイベントを開催するにあたって
都合のいい日付を当てたとのこと。
い、意外とアバウトです。
そして1992(平成4)年には
国民がより親しみやすいようにと
航空日の名称は
”空の日”に変更されました。
いろいろな変遷を経て、
9月20日の
空の日が誕生したんですね。
空の日には空港でのイベントが人気
空の日である9月の20日から、
9月の30日までの期間は
“空の旬間”と名づけられています。
この期間は
特に多く空の日に関連した
イベントが開催されていて、
毎年盛り上がりを見せています。
成田国際空港では
「空の日フェスティバル」が
秋の風物詩となっています。
空港の見学会や
空(天気)に関する実験ショー、
地元の物産店や
抽選会やゲームコーナーなど
多くのイベントが目白押しです。
物産展いいですねぇ。
色々食べながら
各コーナー回りたいです(笑)
神戸空港・ヘリポートでも
空の日イベントが毎年の恒例行事。
管制塔や気象台の見学や
子供の職業体験コーナー、
制服着用など盛りだくさんです。
この他にも
全国の空港やヘリポートでは
趣向を凝らした
大型のイベントが開催されています。
中には自衛隊の戦闘機見学や
航空機の撮影会など
貴重な体験ができるイベントも
あるんですよ。
また、空の日には
“もっと感動、空はフロンティア”
というキャッチフレーズが
付けられています。
これは航空の楽しさと
限りない可能性を表しています。
シンボルマークには
9(く)月2(に)0(まる)日の
語呂合わせから
くにまるくんというキャラクターが
選定されました。
可愛らしいデザインで
各地の空の日イベントを
盛り上げていますよ。
Sponsored Link
空の日は、海の日・山の日に続く?
空の日の由来は
とてもスケールの
大きい出来事だったんですね。
日本初の動力飛行だったり、
天皇さまの即位だったり…
ちょっとびっくりしてしまいます。
これだけ立派な由来があり
全国的に大きなイベントも多いので
いつか空の日も正式な
祝日になったりしないでしょうか?
そうすれば今以上に
盛り上がる記念日になりそうです
祝日なら
いろんなイベントにも
行きやすいですよね。
海の日、山の日に続く
新たな祝日の誕生に期待しましょう!