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しまくとぅばの日にはどんな意味があるの?制定した理由は?


皆さんは
しまくとぅばの日”を
ご存知ですか?

始めて聞いたという方も
いるのではないでしょうか。

しまくとぅばの日は、
沖縄県が条例で定めた
記念日のひとつです。

今回はしまくとぅば意味
しまくとぅばの日が
制定された背景
お伝えしたいと思います!

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しまくとぅばって?

まずは、しまくとぅばについて
お話したいと思います!

しまくとぅば=しまことば(島言葉)
を指していて
沖縄県の言語全般がこう呼ばれています。

沖縄はいくつもの島から
構成されているので、
によってそれぞれの文化があり
言語も異なっているんです。

言葉の種類は6つあり

・奄美語
・沖縄語
・国頭語
・宮古語
・八重山語
・与那国語

と、6つに区別されています。

出身とは違う島に行くと
沖縄県の人でも
言葉が理解できないことが
多いそうですよ。

少し実際の言葉を見てみると

宮古語では「んみゃーち」
与那国語では「わーりー」

なんていうのがあります。
なんと言っているか分かりますか?

実はこれ、ようこそ!と
人を出迎えるときの言葉なんです。

本当に全く違うものなんですね。
ちょっと驚きです。

 

上記のような
沖縄の独特な言語をまとめて、

それぞれの出身の島の言葉
=島言葉
しまくとぅば

と呼んでいるんですね。

 

しまくとぅばは絶滅危惧種?


さて、ご説明しました
しまくとぅばですが
実は今消滅の危機にひんしています。

それというのも、
各地域でしまくとぅばを話せる人
減ってきているからなんです。

沖縄では戦前、
国によって協力な標準語の
奨励運動が行われていました。

そして戦後には
標準語と本来の方言が混じり合った
ウチナーヤマトグチ”が
沖縄全土に定着していきました。

ウチナーヤマトグチは
私たちがいわゆる
沖縄弁と理解している方言です。

めんそーれー”や
なんくるないさー”などの言葉は
とても有名ですよね。

現在はこのウチナーヤマトグチを
使用する人が多いので、
若い人はあまりしまくとぅばに
触れる機会がないのだそうです。

それによって
伝統的なしまくとぅばを話せるのは
高齢の方
偏ってきてしまっているんですね。

 

しかし!

最近では日本各地で
独特の文化伝統を継承していこう
という動きが
活発になっています。

その中で沖縄県も、
しまくとぅばの使用を推奨して
独自の言語を守ろう
2006年に記念日を制定しました。

それが
しまくとぅばの日”なのです!

言語や方言を奨励・継承するための
条例が施行されたのは
日本では初めてのことであり、
発表当時は大きな話題になりました。

日付は、
しまく(9)とぅ(10)ば(8)の日の
語呂合わせで
9月の18日と定められています。

毎年の9月18日には
しまくとぅばのPRイベントや
しまくとぅば話者の講演会など
さまざまな行事が
開催されているんですよ。

他県の出身の人も
参加してみたら
面白いかもしれませんね!

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しまくとぅばの日で、しまくとぅばを守る

私は標準語で育ってきたので、
独特の言語方言があるというのは
うらやましいなと思います。

すごく故郷地域
繋がりが強い
感じがするんですよね。

特に沖縄
独自性の強い言葉なので、
ぜひ守っていってほしいと思います。

がんばれ、沖縄!

 - 9月, 記念日