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ペットボトルをレンジで温めたらどうなるの!?レンジ対応商品も実は存在していた!

私たちの生活で
日々欠かせないものといえば
ペットボトルの飲み物ですよね☆

最近では季節問わず
ホットのペットボトル飲料が
出ていますが、
飲みきれずに
冷めてしまった経験がある人も
いるのではないでしょうか?

そんなとき
もう一度温め直して
ホットで飲みたい!!
と思いますよね♪

もっとも手軽に温められるのは
電子レンジを使ったやり方ですが、
ペットボトルをレンジで温めて
問題はないのか少し不安なところ…

そこで今回は、
ペットボトルを
レンジで温めたらどうなるのか?

について
調べてみました!

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ペットボトルはレンジで温められるの?

まずは、
ペットボトルは
レンジで温められるのか
見ていきましょう★

実は、
ペットボトルをレンジで温めるのは
絶対NG
なんです!!

ペットボトルのラベルや
ペットボトルの飲料メーカーの
ホームページでも
注意事項として
きちんと書かれていますよ☆

どのメーカーや
どのペットボトルであっても
基本的には
レンジで温めるのはNGなので、
覚えておいてくださいね♪

 

ペットボトルをレンジで温めたらどうなるの?

では、
温めるのがNGなペットボトルを
レンジで温めると
どうなるのでしょうか?

 

ペットボトルが破裂してしまう!

レンジで温めると
「ペットボトルが
破裂してしまう危険性」

があります。

これはまさにをレンジで温めて
破裂するのと同じ仕組み。

温度が上がることで
ペットボトルの中身が膨張し出し
圧力は徐々に上がっていきます。

また、
液体というのは
温度が上がるたびに比例して
圧力はどんどん増し
膨張していくんです。

その結果、
密閉されたペットボトルは
容器が破裂してしまうんですね!

衝撃が大きいので
レンジが壊れてしまう可能性もあり
注意が必要ですよ。

 

ペットボトルが温度に耐えられず変形してしまう!

カンタンには壊れず
丈夫なイメージのある
ペットボトルですが、
高温には弱く温めすぎると
溶けだして変形
してしまうんです!

ペットボトルの素材は
「ポリエチレンテレフタレート」
という樹脂。

ポリエステルの一種です!

通常のペットボトルの場合は、
50℃程度。

耐熱性のペットボトル
(温かい飲み物専用の
ペットボトル)の場合でも、
85℃程度と言われています。

耐熱性のものが温度は高いものの、
沸騰した直後の
100℃程度の熱さには
耐えられない
んです!

 

一方、
通常のペットボトルだと
50℃程度で変形してしまうとは
驚きですよね★

夏の暑い日など、
車内に置き忘れてしまったら
それだけで変形してしまいます(汗)

ペットボトルをレンジで温めると
これらの温度をあっという間に
上回ってしまうので、
変形が起きてしまうんですね。

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ペットボトルごと温めるやり方はあるの?

レンジで温めると
危険だということが
分かりましたが、
ペットボトルごと温めるやり方
あるのでしょうか?

答えは、NO!

レンジと同じく
カンタンにできそうな方法として
「湯せん」というやり方が
ありますが、
湯せんもレンジと同じように
変形や破裂する可能性があるんです。

そのため、
ペットボトルの中身を温めたいときは
別の容器に移してから
レンジで加熱するのが
ベストですよ☆

 

加熱するときにピッタリなマグカップは?

温めるときは、
「耐熱用のマグカップ」など
電子レンジ可能な容器
使うことが大切!

電子レンジで使える容器には

「耐熱性ガラス」
「耐熱性プラスチック」
「ポリプロピレン樹脂が
使われているプラスチック」
「陶器製」
「磁器製」

といったものがあります♪

 

温める際の注意点は?

1つ目の注意点は、
「耐熱性プラスチック」
「ポリプロピレン樹脂が
使われているプラスチック」
といったようなプラスチック容器を
使うとき。

もちろん耐熱性には優れていますが、
それはあくまで
プラスチック容器の中では
ということ。

加熱時間によっては
容器が割れてしまう可能性もあるので
気をつけましょうね!

 

そして、2つ目の注意点は
温めすぎないようにするということ。

これらの容器が
いくら電子レンジで
使えるからといっても
温めすぎは絶対NG!

「突沸(とっぷつ)」という
現象が起こることがあるんです。

「突沸」という言葉を
みなさんは聞いたことがありますか?

突沸とは、
温めているときや
取り出すときに
液体が突如沸騰したように
飛び散る現象のことをいいます★

 

取り出そうと触った瞬間に
飛び散ることが多いので、
ヤケドの原因になってしまうことも…

加熱のしすぎによって
起きると言われているので、
加熱する温度や加熱の時間など
きちんと加減するように
しましょうね!

短めに設定して
毎回温度がどれくらい上がっているか
こまめに確認するのが◎!

 

足りない場合には、
少しずつ追加で加熱すれば
オッケーですよ☆

電子レンジによっては
飲み物専用の温め機能があるので、
そのようなものがあるときには
そのボタンを
利用するようにしましょうね♪

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朗報!電子レンジ対応のペットボトルが存在していた!

ペットボトルをレンジで温めるのは
NGだと書きましたが、
わざわざ容器を移すのは面倒くさい…

そんなあなたに朗報です!

実はレンジ対応の
ペットボトルが存在
していたんです★

 

電子レンジ対応のペットボトルとは?

レンジ対応のペットボトルを
唯一販売しているのは、
「お〜いお茶」で有名な「伊藤園」

「ペットボトルのお茶が
冷めてしまっても、
温め直して飲みたい!」
という声に応えて
2016年から発売を始めました!

きちんと安全に温められるように
専用ボトルは多層構造になっており、
レンジの加熱にも
耐えられるようになっていて
安全性は抜群♪

また、
鮮度を守れるように
新型容器を開発し、
お茶の品質劣化を
防げる作りになっていますよ★

 

主な商品として、

・お〜いお茶 緑茶 電子レンジ対応 ホットPET
・お〜いお茶 ほうじ茶 電子レンジ対応 ホットPET
・氷水出し 抹茶入り お〜いお茶 電子レンジ対応 ホットPET

といった「お〜いお茶シリーズ」や
「カテキンシリーズ」
などが
レンジで温めるシリーズとして
発売されています。

 

温め方

温め方もとってもカンタン☆

ポイントは
温める前にきちんと
キャップを外す
ということ!

温める時間というのは、
残っている量によって変わりますが、
きちんとボトルに目安となる時間
書かれているので
分かりやすいですね♪

 

注意点

ただし、
温めるときには
これらの注意点を
守るようにしてください!

 

・容器が変形する可能性があるので、
レンジで温めるのは一度きりにする

・必ず一本ずつ温めること

・ほかの飲み物を混ぜて
レンジで温めない

・ほかの飲み物を詰め替えない

・子ども一人で温めさせない

・200mlより少ない量が
残っているときには温めない

・残りの量が中途半端で
時間設定が分からないときは、
少ない方の時間で温める

・オートモードを使って温めない

これら8つの注意事項を
きちんと守って、
事故がないように行いましょう★

 

伊藤園のホームページには
詳しく書いてあるので、
不明な点がある場合は
ぜひ見てみてくださいね!

URL:https://www.itoen.jp/oiocha/products/hot/

 

ペットボトルをレンジで温めたらどうなるの!?レンジ対応商品も実は存在していた! まとめ

ペットボトルを
レンジで温めたらどうなるのか

について調べましたが、
いかがでしたか?

どのメーカーや
どのペットボトルであっても
基本的には
レンジで温めるのはNG
だということが分かりました。

そんな温めるのが
NGなペットボトルを、
レンジで温めると

・ペットボトルが破裂してしまう!
・ペットボトルが温度に耐えられず
変形してしまう!

というようなことが
起きてしまい、
大変危険なんです!!

 

温めたいときには
きちんと別の容器に移してから
レンジで加熱がベストですよ☆

なかには
レンジで加熱可能な
ペットボトルも存在しているので、
気になる方はぜひ
買ってみてくださいね♪

 - 豆知識