出生地と出身地の違いとは?その特徴を分かりやすく説明!
書類などで書くことがある
「出生地」。
そして
同じ意味合いの言葉として
「出身地」という言葉が
ありますよね!
この2つには
どんな違いがあるのか
みなさんは知っていますか?
なんとなくは分かっていても
きちんと説明できない人も
多いと思います(汗)
そこで今回は、
出生地と出身地の違いについて
調べてみました!
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目次
「出生地」とは?
まずは、
出生地について
見ていきましょう!
「出生」とは
命が誕生することを
意味している言葉。
「出生地」とは、
漢字のとおり
「その人が生まれた場所」
のことをいいます☆
読み方は
「しゅっしょうち」や
「しゅっせいち」などと
呼ばれていますよ。
「生まれはどちらですか?」と
聞かれた場合は
「出生地は東京都〇〇区です」
など「出生地」を答えるのが
正解です☆
あんまり聞きなれない人も
いるかもしれませんが、
最近ではパスポートなどの公的文書でも
「出生地」という言葉は、
よく使われるように
なってきましたよね!
戸籍謄本にも出生地は
記載されています。
戸籍謄本とは、
家族との関係性を表したもので
名前や続柄をはじめ、
出生地が記載されているものを
いいます。
そのため、
法律的にみても
「生まれた場所=出生地」という
基準がありますよ♪
生まれた産婦人科の病院が出生地!?
生まれた場所の住所が
戸籍謄本に記載されているため、
基本的には生まれた
産婦人科の病院の住所が
出生地となります。
もちろん自宅で出産した場合には
出生地は自宅の住所になり、
病院に着く前に生まれた場合には
その移動していた場所が
出生地ということになるから
驚きです!!
日本では
赤ちゃんが生まれたときには
役所に「出生届」を
14日以内に提出するように
決められています☆
出生届の項目に
出生の年月日や時分
場所の欄があり、
そこに書かれた住所が
イコール出生地となるわけです。
「出生地」という言葉がよく使われるシーンとは?
出生地という言葉は、
自己紹介のときに
よく使われます。
「出生地はどこですか?」
という聞き方よりは、
「どこの生まれですか?」
というような
聞き方がよくされますよ♪
「出生地=
生まれた場所を示す言葉」
と覚えておきましょうね★
「出身地」とは?
一方、
「出身地」とは
どのような
意味なのでしょうか?
「出身地」とは、
一定期間そこの場所で過ごして
人格を形成する上で
影響を与えた場所
のことをいいます♪
出身地のほうが
どちらかというと
基準はハッキリしておらず、
どこか感覚的なものが
あるんだとか…
もっとハッキリした定義があると
思っていたので、
ビックリしました!!
「出身」という言葉自体、
「生まれる」ということはもちろん
「育つ」という意味も含んでいますよ★
出身地の定義
そして
出身地を定義するときには
主に3つの解釈ができるといいます!
1.生まれた土地
2.育った土地
3.生まれ育った土地
この3つを基準にした上で
もし「出身地はどちらですか?」と
聞かれたときには、
答えるといいですね☆
1の「生まれた土地」とは
出生地と同じです。
そして、
3の「生まれ育った土地」とは
生まれてから引っ越しなどしていなくて
同じ場所で育っている場合には
「出生地=出身地」となるため、
分かりやすいですね♪
注意が必要なのは、
2の「育った土地」。
もしも親の転勤などの都合で
住む場所が頻繁に
変わっているなどの場合には、
出生地と出身地は
イコールにはならないです!
一般的に子どものころ
「もっとも長い期間を過ごした場所」や
「小中学校を過ごした土地」のことを
「出身地」と呼ぶんですね★
ちなみに
国土交通省の出身地の定義では
「生まれてから15歳までの間、
もっとも長く過ごした場所」
と書かれています。
また、「故郷」というのも
「生まれ育った土地」という
意味なので、
出身地を同じですよ!
「出身地」という言葉がよく使われるシーンとは?
出身地という言葉が
よく使われるのも
出生地と同じく
自己紹介のときが多いです☆
出身地というのは、
「育ち」という言葉に
言い換えることもできますよ!
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「出生地」と「出身地」の違いとは?
それぞれの意味は分かりましたが、
どのような違いがあるのでしょうか?
一番大きな違いは、
戸籍に残るかどうかということ。
子どもが生まれたときには
出生証明書を出します。
出生証明書には
住所を記入する欄があり、
この住所が出生地として
戸籍に記入されますよ☆
一方、出身地とは
法律などで明確に
決められていないため、
あくまでも個人の判断に
任されています♪
出生地は、
出産した病院の住所など
決まっていますが、
出身地は地域やエリアを
指しているんですね★
「本籍」や「国籍」って?
「出生地」や「出身地」と
間違えやすいものに
「本籍」と「国籍」があります!
先ほども紹介したように
「出生地」は
漢字のとおり
「その人が生まれた場所」のこと。
「出身地」は
一定期間そこの場所で過ごして
人格を形成する上で
影響を与えた場所
のことをいいます♪
本籍と国籍は
どのようなものなのか
まとめたので
参考にしてみてくださいね!
本籍
本籍とは、
日本の現行戸籍制度という
制度で定められた、
日本国内のどこかの場所のこと。
これは戸籍に記載されている人が
自分で決めることができます!
カンタンに言うと
戸籍を置いている場所が
「本籍」ということになります★
出身地や現住所とも
まったく関係のない場所を
本籍として指定できるというのは
出生地や出身地とは違い、
またおもしろいですよね☆
ということは、
極端な話をすると…
たとえば
行ったことがない県や土地でも、
そこの住所さえきちんと
存在していれば
どんな場所でも
本籍を置くことができます♪
もしも自分の本籍が分からない…
そんなときには、
住民票が置いてある市区町村の役所で
本籍が記載してある
住民票を取得すればオッケーですよ★
国籍
「本籍」よりも「国籍」のほうが
分かりやすいと思いますが、
国籍とは
国ごとにハッキリとした法律が
存在しています!
国籍は、
生まれた国のことを言い、
変更をしなければ
その国籍のままずっと生きていきます☆
国によって
細かく違いはあるものの、
ほとんどの国では
「国籍=生まれた国」という
考え方が基本だと
思っている方が◎ですよ♪
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出生地と出身地、国籍や本籍がすべて違う人もいるの?
それぞれの違いについて
説明してきましたが、
これらすべてが
違う人はいるのでしょうか?
答えは、「YES!」。
全部違う人はいるんです★
その大きな理由は、
全ての言葉の意味が違うため。
特に海外では
ヨーロッパが陸続きだったり
アメリカには
たくさんの州が存在しているため、
出生地と出身地が違うことは
よくあるんです☆
たとえば
出生地と出身地の違いを見ていくと
里帰り出産などで
母親が帰省していた場合、
出生地はその病院の住所と
なりますよね!
でも、出身地は
その病院のある場所とは
まったく異なる
県や市であることが多いですよ♪
出生地と出身地の違いとは?その特徴を分かりやすく説明! まとめ
出生地と出身地の違いとは?
その特徴を分かりやすく説明!
について調べましたが、
いかがでしたか?
「出生地」とは、
漢字のとおり
「その人が生まれた場所」
のことをいいます☆
一方、「出身地」は
一定期間そこの場所で過ごして
人格を形成する上で
影響を与えた場所
のことをいうことが
分かりました!
また、
「出生地」や「出身地」と
間違えやすい、
「本籍」と「国籍」についても
説明したので
参考にしてくださいね♪