おはぎの味の種類はどんなものがあるの?一風変わったおはぎもあった!
お彼岸のお供えとしても
定番となっている「おはぎ」。
日本人にとっても馴染み深く、
お彼岸以外の時期でも
たまに無性に
食べたくなりますよね☆
定番といえば
「小豆あん」を使ったものや
「きなこ」などありますが、
ほかにはどのような種類があるのか
気になるところ…
そこで今回は、
おはぎの味の種類は
どんなものがあるのか?
について調べてみました!
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目次
おはぎとは?
おはぎとは、
「うるち米」と「もち米」を
合わせたものを使っています!
それらを
粗めについたお餅を使い
小豆あんやきなこで
包んだものがおはぎです♪
お彼岸に食べる和菓子としても
日本人からは
愛されていますね★
なぜお彼岸におはぎを食べるの?
私たちは当たり前のように
お彼岸におはぎを食べていますが、
なぜお彼岸に食べるように
なったのでしょうか?
実はこれについては
諸説あるといいます!
江戸時代の頃には、
砂糖は貴重なものとして
なかなか手に入ることは
できませんでした。
そのため、なにか節目になるときや
大切なときなどは、
貴重な砂糖を使ったおはぎを
ご先祖様にお供えして
魔よけなどをお願いしていました☆
おはぎの味の種類とは?
では、おはぎには
どのような味の種類があるか
見ていきましょう☆
あんこ
もっとも私たちが馴染みが深いのは
「あんこ」ですね!
粒あんとこしあんで
人気が分かれます♪
筆者はどちらも好きなので
正直悩ましいところです(笑)
あんこのおはぎは、
緑茶や抹茶などとの相性が
抜群ですよ★
きなこ
あんこと同じくらい代表的な
おはぎといえば、
「きなこ」ですよね!
まさにおはぎの定番といえます☆
優しい味わいが特徴的ですよね!
しかし、
このきなこのおはぎの中身にも
2つのパターンがあるんです♪
きなこおはぎのお餅の中には
「小豆あんが入っているもの」と
中身には特に何も入っていなくて
「きなこをまぶしてあるだけのもの」
があります。
この2つは、
きなこに違いがあるんです!
小豆あんが入っているものは
甘くないきなこが使われています。
一方、
きなこをまぶしてあるだけのものは
甘さをつけたきなこが
使われていますよ★
黒ごま
東日本で3色おはぎの代表として
食べられているのは、
「黒ごま」です☆
黒ごまとひとくちにいっても
粉状にしたすりごまタイプと
粒のままの炒りごまタイプが
あります♪
これらの
中身は小豆あんですよ!
ずんだ
東北の宮城県で
よく食べられるのは、
「ずんだのおはぎ」です★
仙台の銘菓として
全国的に有名になったずんだは
枝豆から作られているあん。
小豆あんを入れる代わりに
ずんだあんで包んだおはぎは、
優しい見た目と味付けが
特徴的ですよ☆
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青のり
一方、
西日本で緑色のおはぎといえば
「青のり」のおはぎ♪
中には小豆あんが入っています!
緑色の粉がまぶされていたので
筆者はてっきり抹茶かと
思っていました(笑)
東日本ではなかなかないですが、
西日本では
和菓子に青のりを使うことは
決して珍しいことではないんです★
有名なお菓子では
「真盛豆」という
甘い豆あんで豆を包み、
青のりをたっぷりと
まぶしたものがあります!
ほかにも
ようかんに青のりを練りこんだり
こしあんを中にいれた
青のりの麩まんじゅうなど、
その種類はかなり豊富ですよ☆
また、
青のりのおはぎが
食べられるようになったのは
瀬戸内海に近いのも、
理由のひとつだと言われています!
西日本の人は、
薄味が好きだと
聞いたことはありませんか?
関西風のうどんは
出汁の色も薄く、
味もどちらかというと
薄味ですよね!
江戸時代には、
ごまや青のりは
見た目の変化や香り付けとして
使われていました。
そして
あっさりした味付けが好まれ
発展してきた西日本では、
青のりの香りの良さが
次第に好まれていったといいます♪
一方、東日本では
醤油文化が発展し
こってりとした味付けが
好まれていました!
そのため、
油分が多く香りの強い黒ごまが
広がったのでは?
と考えられています★
栗あん
きなこと同じ
黄色い色のおはぎですが、
岐阜県では「栗あん」を
使ったおはぎが人気です!
岐阜県では
栗きんとんが有名なため、
そこから派生して
おはぎにも
使われるようになりました☆
秋に旬を迎える栗を
使っているため、
秋のお彼岸の時期に食べるのが
おすすめですよ♪
くるみ
すりおろした「くるみ」を使った
おはぎ。
すったくるみを
たっぷりとおはぎにかけています★
あえて餡を使わないため、
くるみの風味が生かされた味に
仕上がっていますよ!
おはぎのもち米と
くるみの相性は抜群です☆
かぼちゃ
かぼちゃを白あんと混ぜたものと
おはぎを合わせるのも◎!
仕上げにかぼちゃのタネを
添えてあげると、
小さなかぼちゃの
出来上がりですよ♪
可愛く仕上がるので、
子どもも大喜びするに
違いありませんね★
番外編!一風変わったおはぎを紹介!
焼きとうもろこし
大阪に店舗のある
「森のおはぎ」という
お店のおはぎ。
個性的なおはぎが
数多く販売しているお店です!
その中でも特にこの
「焼きとうもろこし」は、
お餅が形を保てるまで
できる限り多くのとうもろこしを
入れています☆
ホンモノのとうもろこしさながらの
焦げ目の入った見た目が
食欲をそそりますね!
夏限定のおはぎとなりますが、
一度食べた人のリピート率が高い
人気商品ですよ♪
森のおはぎURL:https://morinoohagi.jimdo.com/
タイのスイーツ!カオニャオ・マムアン
アジア風おはぎのようなのが
この「カオニャオ・マムアン」。
もち米とマンゴーに
ココナッツミルクソースをかけた
タイで人気のスイーツです★
組み合わせとしては
日本では考えられないほど
斬新ですよね(驚)
ただ、味は
病みつきになるほど
おいしいんだとか☆
一度は食べてみたいですね!
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「おはぎ」と「ぼたもち」って何が違うの?
「ぼたもち」って
聞いたことありますか?
おはぎとぼたもちの違いについて、
筆者は分かりませんでしたが、
実は基本的には2つとも
同じ食べ物なんです!
名前が2つあるのはなぜ?
では、同じ食べ物なら
どうして名前が
2つあるのでしょうか?
おはぎは漢字で書くと
「お萩」。
ぼたもちは漢字で書くと
「牡丹餅」となります。
お萩の萩の花が咲くのは秋、
反対に牡丹の花が咲くのは春のため
食べる季節によって
呼び名は変わるんです♪
これらの名前は、
あずきの粒を
「萩の花」と「牡丹の花」に
見立てたものから
つけられていると言われています★
粒あんとこしあんは関係なかった!
よくおはぎは「こしあん」、
ぼたもちは「粒あん」だと
思っている人も
多いといいます!
昔は、
あずきを収穫する時期の
秋に食べるおはぎは粒あんが
使われていました☆
そして、
冬を越して皮が固くなったため
皮を取り除きこしあんに加工したものは
春に食べるぼたもちの中に
入っていました♪
そのことから
秋に食べるおはぎは粒あん、
春に食べるぼたもちはこしあん
だったというわけです★
ただし、いまでは季節を問わず
おいしいあずきが
とれるようになったため、
中のあんこはお店のオリジナリティと
なっていますよ!
おはぎの味の種類はどんなものがあるの?一風変わったおはぎもあった! まとめ
おはぎの味の種類は
どんなものがあるの?
について調べましたが、
いかがでしたか?
おはぎの味には
・あんこ
・きなこ
・黒ごま
・ずんだ
・青のり
・栗あん
・くるみ
と、さまざまな種類があることが
わかりました☆
また、少し変わったおはぎも
最近は人気で
焼きとうもろこしや
アジア風おはぎも
あるんだとか♪
あんこやきなこなど
定番はもちろんおいしいですが、
たまには冒険して
違う味を食べてみるのも
楽しそうですね★