ラム肉は生で食べられる!?食中毒の心配がないってホント?
最近人気のお肉といえば、
ラム肉です!
北海道の名物
「ジンギスカン」をはじめ、
「ラムチョップ」など、
有名な料理が
たくさんありますね。
ラム肉には、
鉄分が豊富に
含まれているためか
女性にも人気のお肉として
知られています。
しかし、ほかのお肉と違い
ラム肉はレアや生でも
食べられると聞きますが、
本当に平気なのでしょうか?
そこで今回は、
ラム肉は生で食べても
食中毒の心配がないのかについて
調べてみました!
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目次
ラム肉とは
まずは、
ラム肉はどういうお肉なのか
見てみましょう!
ラム肉とは
「羊の肉」のことをいい、
大きく分けて
ラムとマトンの
2種類あります。
ラム
生後1年未満の
仔羊の肉のことをいいます。
淡いピンク色が特徴。
非常にやわらかい肉質で、
羊の肉によくみられる
臭みなどもないため、
とても食べやすいです。
マトン
生後1年以上の
成羊の肉のことをいいます。
ラムに比べ、
赤みのある色合いが特徴。
歯ごたえがありますが、
味わい深いお肉で、
羊の肉特有のにおいも
強めです。
ちなみに、マトンの中で
生後2年未満の羊肉のことは
「ホゲット」とも呼ばれています。
鮮度のいいラム肉は生で食べられる!
臭みもなく
食べやすいラム肉ですが、
生で食べられるのでしょうか?
結論から言うと、
実は鮮度のいいラム肉は
生で食べても大丈夫なんです!!
なんとなく
赤いと心配になってしまいますが、
それだけ短時間で焼いて
食べられるのは
嬉しいですよね。
食卓で人気の
豚肉は寄生虫が
住み着いてしまうことがあり、
その寄生虫が人の体に入ると
悪影響を及ぼしてしまうため
生では絶対ダメだと言われていますが、
ラム肉は寄生虫の心配は
いらないです。
「生」で食べられるのは、鮮度のいいものだけ
とはいっても、
生肉って何となく心配ですよね。
たしかに
ほかのお肉に比べて
ラム肉は生でも
食べやすいですが、
それは鮮度が良く
信頼できるお店に限ります!
自宅でラム肉を買ってきて
「生」を食べるというのは
リスキーかもしれません。
それも、スーパーによっては
「生」というパッケージは
“冷凍品ではない”という
意味も含まれている場合が
あるんです。
そのため、
なかなか自宅で気軽に「生」で…
とはいかないですね。
しかし、
レストランなどのお店では
きちんと鮮度の良いラム肉を
レアで出してくれる
お店もあるので、
口コミなどで評価の高いお店で
一度食べてみるのが
おすすめです!
食中毒の危険性
梅雨から夏にかけて
よく聞かれる食中毒。
この時期は特に細菌が
発生しやすいです。
よく聞くO157は、ただしくは
腸管出血性大腸菌といい、
抵抗力の弱い子どもや妊婦、
高齢者は感染しやすくなるため
気を付けた方がいいと
いわれています。
最近による食中毒を防ぐためには
安全に食べるための方法を
知っておくことが大切です。
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食中毒を防ぐ方法
O157などの最近は、
牛など家畜の腸にいる細菌のため
肉に付着している菌をなくすというのは
非常に難しいです。
また、豚のレバーや肉の内部にいる菌の
E型肝炎ウイルスなど
食中毒を引き起こす菌は
いくつもあります。
主な対策として5つ挙げられます。
・新鮮な食品を早めに食べる
・手や包丁、まな板はきれいに洗う
・触った手でほかの野菜などを触らない
・調理道具はこまめに消毒する
そして、何よりも大切なのが
「十分に加熱して食べる」ということ。
食中毒が発生しているケースとして
生のままや
加熱が不十分なまま食べていることが
大きな原因として
あげられます。
食中毒になりにくい生で食べられる肉は?
それでも生で食べたい!
生肉がだいすき!
という人もいますよね。
食中毒になりにくい生肉とは、
ずばり
「馬肉」です。
馬肉には、食中毒の原因である
細菌感染をしないほか、
アレルギー性も非常に低いため、
ほかのお肉に比べ
安全性は高い肉だといえます。
また、生で食べることができる
イメージの強い肉として
「牛肉」もありますよね。
たしかに
牛肉は食中毒を引き起こす細菌は
いません。
しかし、加工する過程の中で
肉のまわりに
菌がついてしまう可能性は、
十分考えられます。
そのため、
生食として食べる場合でも
必ず火を通して食べることが
義務づけられています。
ラム肉を生で食べる調理方法があった!
牛肉や豚肉と違い
ラム肉は生で食べることができます。
しかし、これはあくまで
条件付きでのこと。
たしかに
豚肉のように焼き過ぎると
硬くなってしまい、
ラム肉本来のおいしさが
消えてしまいます。
そのため、
ラム肉を食べるときには
半生・ミディアム・レアで食べるのが
特におすすめですが、
それは新鮮だからこそ
できる調理法でもあります。
ちなみに、
ラム肉をレアで食べる方法は
「ロゼ」といいます。
火を通さない「ロゼ」は
新鮮な羊肉でないと
難しいですが、
臭みもなく食べやすいとのことで
一度食べてみたいですね!
ラム肉を食べるメリット
ラム肉は体によく、
最近では
女性でも食べる人が多いとか…
ラム肉のメリットとは
何なのでしょうか?
ヘルシー
ラム肉は
牛肉や豚肉はもちろん、
ダイエットにも効果的だといわれる
鶏肉よりも、
ヘルシーだと言われています。
その理由として、
ラム肉は脂肪が溶ける温度が
高いという点が挙げられます。
ラム肉の油は44度と
人の体温の平均36度よりも
高いため、
腸ですべてが吸収される前に
油が溶け
体外に排泄されます。
不飽和脂肪酸が多い
ラム肉には、
コレステロール値が
高くならない
不飽和脂肪酸がほかのお肉に比べ
多く含まれています。
ダイエット効果
脂肪燃焼効果のあるアミノ酸
「L-カルニチン」が
ラム肉には豊富です。
「カルニチン」は
20歳以降
徐々に体内で減少していくため、
ラム肉を食べることで
脂肪燃焼しやすい体へと
なっていきます。
また、脂肪燃焼効果だけでなく
「カルニチン」は
「アセチルカルニチン」という
脳の細胞を再生するものに
変化をするため、
脳にもとても良い食べ物だと
いえます。
冷えとり効果
中国伝統の医学である
中医学でラム肉は、
体を温める効果が
高い食材に分類されています。
鉄分も豊富に
含まれているため、
貧血や冷え性、
生理不順など
女性の悩みにも
効果的なお肉です。
ラム肉を食べたあと、
2時間以上にわたり
体温上昇効果が確かめられ、
食べることで
身体を温め冷えをとることが
できます。
おいしいラム肉の見分け方
たくさん良い効果があるラム肉。
どうやっておいしい
ラム肉を見分けたら
いいのでしょうか?
色で見分ける
肉の色は淡いピンク色か濃くないキレイな赤色。
脂部分は真っ白なものを選びましょう。
産地
ジンギスカン専門店も含め
日本で販売されているラム肉は
ほとんどがオーストラリア産か
ニュージーランド産です。
オーストラリア産と
ニュージーランド産は
比較的リーズナブルで
なおかつおいしい優れものです。
国産のラム肉というのは
ほとんど見ないほど貴重なので、
気になる方は
一度取り寄せて食べてみるのも
おすすめです!
ラム肉は生で食べても食中毒は平気なのか?まとめ
ラム肉は生で食べても
食中毒の心配がないのか
という疑問について
ご紹介しましたが、
いかがでしたか?
ラム肉は、
牛肉や豚肉、鶏肉とは違い
生で食べることが
できるものの、
完全に生で食べられるのは
新鮮なものに限るということが
わかりました。
自宅で買ってきたものを
調理する場合には、
できるだけ火を通すことを
心掛けましょう。
部位によっても味が違う
ラム肉。
体にとてもいいため、
これからますます
人気が出てきそうですね!