春にまつわる綺麗な言葉が知りたい!春の美しさを堪能しよう!
晴れの日が多く、
多くの草花が鮮やかに色づく春は
とても美しい季節です。
そんな春には、
綺麗な言葉がぴったり!
春に関わる綺麗な言葉は
たくさんあるんですよ。
今回は春特有の
綺麗な言葉をご紹介します!
Sponsored Link
薄氷(うすらい)
冬が明けても
まだ寒さの残る春先にできる、
薄い氷のこと。
冬には水たまりなどが
分厚く凍ってたりしますが、
寒さが緩んでくると
うす~い氷になるんですよね。
普段ならハクヒョウとか
ウスゴオリと読むところですが、
うすらいという響きが
とても綺麗に感じられます。
また薄氷は
すぐに溶けて消えてしまうので、
はかないイメージもあり
そこもまた美しいんですよね。
…まあ薄氷を見つけたら
ついつい踏んで
バリバリ割っちゃうんですけどね。
朧月(おぼろづき)
春の夜に見られる、
霧やモヤのかかった
淡い月のこと。
煌々と輝く月も綺麗ですが、
薄ぼんやりとした月も
なかなか風情がありますね。
言葉はもちろん、
視覚的にも美しい言葉です。
ちなみに、
ぼんやりとした月のことを
“かさをかぶる”と
表現したりしますよね。
昔ながらの知恵で、
月がかさをかぶったら
明日は雨だよ~
と発言したところ
「ババ臭い」
と一蹴されたことがあります。
悪かったなババ臭くて。
風光る(かぜひかる)
晴れた春の日、
日差しの中で吹くそよ風を
表す言葉です。
春の景色の中を
風が吹き抜けていく…
そんな情景が浮かびます。
本来目に見えない風の表現に
光を用いるのは
とても素敵ですよね。
キラキラ輝きたいときは、
風になりきってみましょう。
レッツ・トライ!
花曇り(はなぐもり)
桜が咲くころの
曇りがちな天気をさします。
もしくは曇ったことで
ぼんやりとした春の景色。
曇りというと
ネガティブなイメージを
抱きやすいです。
しかし花曇りには、
華美すぎない美しさが
感じられますね。
ちなみに小さいころ、
花曇りって桜の花びらが散って
曇るんだと思ってたんですが…
どれだけ桜散るんだよって
話ですよね。
いやー、
子供の発想は恐ろしい。
Sponsored Link
花冷え(はなびえ)
桜が咲くころ、
ふっと訪れる寒さや
冷え込みのこと。
つまり
簡単にいいますと
「春なのに寒くない?」
「ねえ寒くない?」
「さっむ!え…さっむ!」
というような日や、
時間帯のことですね。
春の寒さを、
花の時季の冷え込み
=花冷えと表現するのは
かなりオシャンティ。
オシャンティって
久しぶりに聞いた気がしますが、
とにかくオシャンティ。
春告げ鳥(はるつげどり)
春が来たことを
知らせてくれる鳥のことで、
うぐいすの別名です。
ホケキョ、ホケキョと
うぐいすの鳴き声がきこえたら
暖かい春の始まり。
春を告げる、なんて
オシャレで綺麗な表現ですよね。
しかしまあ、
うぐいすというのは確かに
春が一番よく鳴く
時季だとは思うんですが…
正直田舎だと
一年中鳴いてますね。
夏でも鳴きますよ。
真夏にホケキョと聞こえたって
風情も何もないですわ。
春を告げる役目を終えたら、
しっかり休暇に入って
頂きたいですね。
春の言葉を目でも楽しもう!
春に関する
綺麗な言葉を集めましたが
いかがでしたか?
花や風など
自然にまつわる言葉が多くて、
春らしさが感じられますね。
今回ご紹介した言葉には、
朧月や薄氷など
目で見られるものも多いです。
耳で聞くだけじゃなく、
実際に目にして
春を感じてくださいね。