冷蔵庫と冷凍庫の違いってなに?意外と知らない違いを調査!
私たちの生活に欠かせない
家電製品といえば、
冷蔵庫や冷凍庫があげられます。
ファミリー向けだと
冷蔵・冷凍機能が一体になった
大きなタイプが主流。
単身者向けだと、
コンパクトサイズで
冷蔵機能だけというタイプも
多く見られますよね。
冷蔵庫と冷凍庫、
皆さんなんとな~く、
使い分けはしているはずです。
しかし2つの違いを、
はっきりと説明することは
できるでしょうか?
今回は冷蔵庫と冷凍庫の違いを
見ていきたいと思います!
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冷蔵庫って?
冷蔵庫は、
食べ物や飲み物を保存するため
“凍らない程度の低温”を
作り出してくれる役割があります。
ですから冷蔵庫に入れるのは、
凍らせる必要はないけど
冷やした状態で保存したいもの。
主に野菜や肉、魚、
乳製品や卵、飲料水などですね。
製品や設定にもよりますが、
冷蔵庫の中の温度は
0~10℃くらいが一般的。
大体5℃前後に保つことが
多いようですね。
何故この温度かというと、
食べ物や飲み物を
腐らせてしまう原因である
細菌と関係があります。
実は腐敗の原因菌は、
10℃以下の環境に置かれると
繁殖が抑制されるんです。
菌の繁殖スピードが落ちれば
腐敗が進みにくくなり、
食べ物や飲み物の新鮮な状態を
保てるようになります。
ちなみに10℃以下になると
動きが鈍るのは私も一緒です。
寒いとどうにも
やる気が削がれますな。
もしかしたら前世は
食べ物の腐敗の原因菌…
だったのかもしれません。
冷凍庫って?
冷凍庫は、
食べ物を保存するため
“食べ物が凍り付く温度”を
作り出してくれる役割があります。
ですから冷凍庫に入れるのは、
しっかりと凍らせて
凍結した状態で保存したいもの。
主に冷凍食品や氷、
アイスクリームなどですね。
また肉や魚などの
生鮮食品を新鮮なうちに凍らせ、
長く保存する場合もあります。
冷蔵庫と同じで
製品や設定によっても違いますが、
冷凍庫の中の温度は
-15℃から-18℃くらいが定番です。
凍らせるだけなら、
0℃を切るだけでいいんじゃ?
と思いますよね。
もちろんこの温度設定にも
きちんと理由があるんですよ。
腐敗の原因菌は、
10℃以下で繁殖が抑制されると
先程お伝えしました。
さらに温度が下がって
マイナス15℃にまで達すると、
なんと菌の繁殖は
ほぼストップするんです!
菌が増えないことで、
長期的に食べ物を
保存することが可能になります。
しっかりと冷凍する、
および菌の繁殖を防ぐ。
そのための
温度設定というわけですね。
ちなみに当然ですが、
マイナス18℃の中では
私も活動が止まります。
大体の人は
そうだと思いますけれどもね。
ということはもしかして、
人の前世はみんな
腐敗の原因菌だった…?!
…ということには
なりませんよね。
寒冷地方や雪国で
ちゃんと活動している人
いますからね。
寒い中でテキパキ動ける方、
尊敬します本当に…
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似ているようで違う冷蔵庫と冷凍庫
冷蔵庫と冷凍庫は
・温度
・中に入れるもの
この二点に
大きな違いがあったようです。
知っているようで、
案外具体的には
知らなかったんじゃないでしょうか?
さてザックリ分けると
食品は冷凍か冷蔵のどちらかで
保存しますが…
細かく見てみると
それぞれ適切な保存温度が
かなり違ってきます。
ですから最近の冷蔵庫は
冷蔵・冷凍機能だけではなく
細かく温度設定した
スペースが作ってあるようですね。
お馴染みの野菜室や、
チルド室・パーシャル室など
種類は多岐に渡ります。
これらの温度設定や、
保存するのに適した食材を
調べてみるのも、
楽しいかもしれませんね。