菜の花のおひたしが苦いのを何とかしたい!苦味を抑える方法はある?
菜の花を食べるというと、
皆さんはどんな料理を
思い浮かべるでしょうか?
やはり定番といえば
おひたしだと思います。
菜の花のおひたしは
淡い甘みがあって適度に苦い、
そして歯ごたえも良い
すんばらしい逸品なんですよ。
しかし、
「苦いのあんまり得意じゃない…」
という人にとっては、
菜の花のおひたしの苦みは
なかなか強烈なようです。
そこで今回は、
菜の花の苦みを抑える方法を
調べてみました!
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菜の花はどうして苦い?
菜の花が苦いのは、
植物性アルカロイドや
ポリフェノールが
含まれているためです。
アルカロイドと
ポリフェノールというのは
いわゆる苦味成分。
苦味成分が豊富なので、
食べたときに
苦いと感じるわけですね。
これはもう、
納得するしかありません(笑)
ちなみに!
日本では昔から、
“春の皿には苦味を盛れ”と
いわれています。
この場合の苦味というのは、
菜の花も含めた
春に旬を迎える野菜や
山菜のことです。
つまりですね、
簡単にいいますと
「春には菜の花とか食え」
なんて
意味になります。
それではなぜ
苦味を食べるのかというと、
菜の花などの苦みが
体にいいからなんです。
苦味成分である
アルカロイドやポリフェノールには、
新陳代謝を促したり
体内の毒素を排出する効能が
あるとされています。
春先にこれらを食べると、
冬の寒い時季に
鈍ってしまった体の動きが、
活性化するのだとか。
菜の花の苦味には、
春に向けて体を元気にする
パワーがあるんですね。
菜の花の苦味はどう取る?
菜の花を食べる際の
定番レシピ・おひたし。
苦味を抑えるには、
どんな方法が
あるのでしょうか?
○和からしとお酒
おひたしを作るときは、
菜の花を一度
茹でる必要があります。
普通はお湯に塩を入れて
茹でるのですが、
それだと苦味が残るんですよね。
そこで塩と一緒に使うのが、
和からしとお酒。
和からしとお酒を
少量ずつ加えるだけで、
菜の花の苦味が
かなり抑えられますよ!
和からし…というと
聞きなれない感じがしますが、
ようは普通のからしのこと。
チューブとかに入ってる、
真っ黄色のアレです。
そう、ソレです!
焼売とかおでんについてる!
あのお馴染みのやつ!!
そのお馴染みのやつを、
お湯が白くにごる程度に
加えてあげてください。
○重曹
次の方法も、
菜の花を茹でるときに
行います。
通常通りお湯に塩を入れたら、
そこへさらに
重曹を投入してください!
塩と重曹のお湯で
菜の花を茹で終わったら、
しばらくの間
水にさらしておきます。
すると苦味にくわえ、
えぐみまで抑えられるんです!
お掃除のときなんかに
よく使われている重曹ですが、
菜の花の調理でも
役に立ってくれるのですね。
○冷凍
茹でた菜の花を
一度冷凍することでも、
苦味を抑えられます。
これは菜の花を解凍する際、
水分と一緒に
苦味成分が流れ出すためです。
苦味の元が少なくなり、
さっぱりとして
食べやすくなりますね。
ただし解凍時、
苦味と一緒に栄養成分や
うま味も流れるので
その点は注意が必要です。
色々流れ出して
味が薄くなりますので、
菜の花の風味や
クセが苦手という人も
食べやすいと思いますよ。
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苦いおひたしから卒業
菜の花のおひたしの
苦味の取り方を
まとめてみましたが、
いかがでしたか?
食べ物が苦いのって
ダメな人は本当にダメなので、
抑える方法があるのは
ありがたいことですよね。
菜の花は栄養価が高いので、
苦味を取ってあげて
お子さんに食べてもらうのも
いいと思います。
今回ご紹介した方法は
どれもとても簡単ですので、
ぜひ試してくださいね!