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ソースとエビデンスの違いって何?正しい使い方は?


近頃ビジネスのシーンで
よく使われるカタカナ語

当たり前のように
みんな使っていますが、
間違った使い方をしている人も
多いですよね。

ちなみに、ソースエビデンス
という言葉を耳にしたことは
ありますか?

うーん。
お料理にかける調味料
ソースでないことは
分かりますが…(笑)。

そこで今回は
ソースエビデンス違いや、
正しい使い方について
リサーチしてみました。

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ソースとは

ソースとは、
英語source(ソース)から
来ている言葉です。

出どころ出典
というような意味で、
日本でいうところのソースも
だいたい同じ意味
使われることが多いようです。

特に情報の出どころ、
情報源という意味で
使われるのが一般的ですね。

例えばとある企業に、
ライバル会社から
新製品が出るという情報が
入ってきたとしましょう。

そこで部長がこう言いました。

「この情報のソースを調べてくれ」

そう、こんな使い方をします。
うん、イメージどおりですね。

意味は同じですが、
インターネット上でも
よく使われている言葉です。

インターネットの情報は
リアルタイムで多くの人が
簡単に情報を
得られるのがメリット。

でも確かに情報の出どころ
明らかでなく、
信憑性に欠けるという
デメリットもありますもんね。

ちなみにIT業界では
プログラミングコードのことを
ソースと呼ぶことがあるそうです。

プログラムの源
というような意味合いですね。

余談ですが、
食べ物にかけるソース
アルファベットで
sauseと書きます。

そもそも
つづりが違いますね(笑)。

今回の題目であるソースとは
全く違う言葉ですので
あしからず!

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エビデンスとは

英語evidence
(エビデンス)と書き、
証拠根拠と訳される
言葉です。

そしてカタカナ語としての
エビデンスも
ほとんど同じ意味
使われています。

ビジネスのシーンだと
例えば誰かの提案における
根拠を知りたい時に
使います。

「この予算策定のエビデンスは?」

新しい予算を組むには、
前年度の実績
市場の動向等、
裏付けとなるデータが
必要ですよね。

この場合は
そういうデータ
示せと言っていることに
なります。

それからもう1つ。

「契約内容のエビデンスを
出しておいて」

なんていう使い方を
することも多いです。

この場合は
根拠というよりは、証拠

裏付けとなるもの、
という意味。

履歴とか形跡として
使われることもありますね。

例えばメール
やり取り等の記録

押印した書面や、
契約書そのものを
指すこともあるようです。

そして経理に関わるシーン。

「この請求書のエビデンスを
提出してください」

この場合は
根拠とも証拠とも取れますが、
つまりは請求書領収書
裏付けとなる添付資料のこと。

私の会社では
経理に請求書を提出する際、
稟議書発注書
納品書を添付する決まりです。

そしてちょっと特殊ですが、
IT業界では議事録
意味で使うことも。

うーん?
会議内容に関する証拠…?
履歴とか形跡という
ニュアンスですかね?

個人的には
ちょっと意訳な気がしますが。

あとはプログラム
正しく動作しているかを示す
画面のコピーのことも
エビデンスと呼びますね。

IT業界の人は
やたらとエビデンスが
登場しすぎて
何のことか分からなく
なっちゃわないかしら…(笑)。

そしてもっと特殊ですが、
銀行では身分証明書とか
源泉徴収票などの
公的な書類をエビデンスと
呼ぶそうです。

業界によっても
様々なんですね!

 

狭義がソース広義がエビデンス

いかがでしたか?

ソースエビデンス
似ているので
使い分けが難しいですね…。

ではこう考えましょう。

ソースは情報の出どころ、
意訳すれば証拠です。

でも契約内容
請求書の証拠を
ソースとは言わないですよね?

一方エビデンスは
情報の証拠という意味で
使われることもあるかも
しれません。

でも他の様々な事柄
証拠という意味でも
使いますよね。

なので、
情報に関してはソース

より広義
使われ方をするのが
エビデンス

こんな風に覚えてみては
いかがでしょうか!

あ、でも
IT業界の場合は別ですよ。

エビデンス
(プログラムの画面コピー)に
ソース(プログラムコード)を
貼っといて。

なんて会話が
飛び交ってるかも!?

IT業界にお勤めの方、
横文字が多くて
大変ですね…(汗)。

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