プールの匂いのもとは何?原因は塩素だけじゃないって本当?
プールに行くと
独特の匂いを感じますよね。
あの匂いがすると、
プールに来たぞ!という感じで
気分が盛り上がります。
さてそれでは、
プールの特徴でもある
不思議なあの匂いは
どこからやってくるんでしょうか?
今回はプールの匂いについて、
調べていきます!
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プールの匂いのもとは塩素?
プールの匂いと聞いて、
多くの人が思い浮かべるのは
塩素だと思います。
プールの消毒には
塩素が使われているから、
プールの水からは
塩素の匂いがする!
子供の頃からなんとなく、
こんな風に
覚えてたりしますよね。
プールは塩素の匂い…
というのは、
確かに半分くらい正解です。
しかし100%
大正解ではありません!
実はプールの匂いは
塩素+αの要素によって
発生するんですよ!
プールの匂いの原因とは?
プールの水の消毒剤として
よく利用されるのは、
次亜塩素酸(じあえんそさん)
という成分です。
次亜塩素酸は
消毒・殺菌・漂白なんかに
とても効果的。
名前に塩素ってついてますし、
次亜塩素酸には
もちろん塩素が含まれています。
この塩素ともう一つ、
匂いの発生源になるのが
アンモニアです。
アンモニアと聞いて、
おしっこに含まれてるアレ?
と思った方。
そうです、それです!
まぎれもなくそれです!
アンモニアは
尿のイメージが強いですが、
実は人の汗にも
含まれている成分です。
人がプールに入ると、
汗や尿が水中に溶け出します。
これはもう仕方ありません。
そして水中に溶けた
塩素とアンモニアが結び付くと、
クロラミンという
物質が生成されます。
このクロラミンこそが、
プール独特の
あの匂いの原因なのです!
塩素とアンモニアが
材料になっているのなら、
匂いが強いのも納得できますね。
クロラミンは
塩素が大きな構成要素ですので、
プールの匂い=塩素というのも
間違いではないでしょう。
しかし少し細かく見てみると、
プールの匂いの原因は
塩素だけじゃないと分かりますね。
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プールの匂いは好き?嫌い?
匂いの好き嫌いって、
結構はっきり分かれますよね。
自分はすごく
いい匂いだと思っていても、
他の人に聞いてみると
苦手と言われたりしますし。
リサーチしてみたところ、
プールの匂いの好き嫌いは
半々といった印象です。
当たり前ですが、
好きな人も嫌いな人もいます。
まあ独特な匂いなので、
好みがばっさり分かれるのも
仕方ないですね。
好きという人は
匂い自体だけではなく、
・プールに行った思い出
・プールに入る前のワクワク感
こういった経験と重ねて、
プールの匂いを好む
傾向もあります。
匂いは記憶と
結びつきやすいそうなので、
確かに納得ですね!
匂いはプールの代名詞?
プールの匂いの原因は
・消毒剤の塩素
・汗や尿に含まれるアンモニア
これらが結び付いた、
クロラミンだと分かりました。
好きな人も割と多いですし、
あの匂いはプールの
代名詞といえる存在ですね。
とはいえプールの匂いが
苦手という人も
少なくはありません。
誰かをプールに誘おうと思ったら、
匂いの好き嫌いを
確認するといいかもしれないですね。